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スタジオジブリ最新作は3DCG長編アニメ「アーヤと魔女」、原作は「ハウルの動く城」作者の児童小説


「ハウルの動く城」などの作品で知られるダイアナ・ウィン・ジョーンズの児童向け小説「アーヤと魔女」を原作として、スタジオジブリ初の3DCG長編アニメが制作され、2020年冬にNHK総合テレビで放送されることが発表されました。

スタジオジブリ初の全編3DCG長編アニメを制作! アニメ「アーヤと魔女」 |NHK_PR|NHKオンライン
https://www6.nhk.or.jp/nhkpr/post/original.html?i=23774


スタジオジブリ最新作「アーヤと魔女」のNHKでの放送が決定しました - スタジオジブリ|STUDIO GHIBLI
http://www.ghibli.jp/info/013272/

「アーヤと魔女」は、「ハウルの動く城」の作者であり「ファンタジーの女王」とも呼ばれたダイアナ・ウィン・ジョーンズの遺作。原題は「EARWIG AND THE WITCH」。


日本では2012年に徳間書店から刊行されています。翻訳は田中薫子さん、イラストは「西の善き魔女」シリーズや「守り人」シリーズの佐竹美保さんが担当。

アーヤと魔女 | ダイアナ・ウィン・ジョーンズ, 佐竹美保, 田中薫子 |本 | 通販 | Amazon


作品を気に入った宮崎駿氏が長編アニメとして企画を立て、「ゲド戦記」「山賊の娘ローニャ」を手がけた宮崎吾朗氏が監督を担当します。スタジオジブリでは初となる、全編3DCGの長編アニメになるとのこと。なお、長編アニメですが劇場公開されるのではなく、2020年冬にNHK総合で放送されるとのことです。

プロデューサーを務める鈴木敏夫さんは以下のようなコメントを発表しています。

コロナの後、世界はどうなるのか? それが現在、いろんな人の一番大きな関心事です。
映画やテレビだって、それを避けて通ることは出来ません。
『アーヤ』は、コロナ後に堪えられる作品なのか? ラッシュを見ながら、ぼくは何度も考えました。
そして、この作品の大きな特徴は、アーヤの賢さだと気づきました。
賢ささえあれば、どんな時代も乗り越えられる。そう思ったとき、安堵を覚えました。
『長くつ下のピッピ』が世界一強い女の子なら、『アーヤ』は世界一賢い女の子の物語です。
憎たらしいけど、何故か可愛いアーヤ。いろんな人に愛されることを願っています。
ちなみに、アーヤは誰かに似ていると思ったら、この作品の監督である吾朗君そのものでした。
それを指摘すると、吾朗君は照れ臭そうに、はにかんでいました。

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in アニメ, Posted by logc_nt

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