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新型コロナウイルスの影響で「インターネット・アーカイブ」の通信量が秒間60ギガビットに到達、月間通信量は20ペタバイト以上

by drosen7900

インターネット上のあらゆる情報を記録・保存する「インターネットアーカイブ」が、新型コロナウイルスの影響による需要の増加に対応するため、ネットワーク機器を増設して通信容量の大幅な拡充を行ったことを発表しました。

Thank you for helping us increase our bandwidth - Internet Archive Blogs
https://blog.archive.org/2020/05/11/thank-you-for-helping-us-increase-our-bandwidth/

インターネット・アーカイブによると、同サイトの通信量は2019年の時点で30Gbpsに達していましたが、2020年初頭には40Gbpsにまで急増したとのこと。これは、月間通信量に換算すると13ペタバイトに相当する通信量です。


さらに、新型コロナウイルスの流行が拡大するに伴って、Alexa Internetランキングにおけるインターネット・アーカイブの順位はそれまでの250位前後から161位に急上昇。通信量は50Gbpsに到達し、保有していたネットワークインフラの処理能力を大幅に超えて、データ収集が滞る事態が発生しました。

そのため、インターネット・アーカイブは寄付金などを資金源にインフラの拡張に着手。最新の送受信ポートを備えたルーターを新規に2台増設し、稼働を開始させました。その結果、インターネット・アーカイブの通信容量はそれまでの47Gbpsから30%以上も増加した62Gbpsとなりました。62Gbpsを月間通信量に換算すると、20ペタバイトとなります。しかし、以下のグラフでは通信量は既に62Gbpsギリギリに到達しており、引き続き切迫した状況が続くものと見られます。


そのためインターネット・アーカイブは、さらなる設備の増強に努めるべく引き続き寄付を募っているとのことで、支援をしたい場合は以下のリンクから募金をすることができます。

Donate to the Internet Archive!
https://archive.org/donate/

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in ネットサービス, Posted by log1l_ks

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