都知事がスーパーマンのごとく空を飛び回りながら集団に「密です!」を食らわせて社会的距離を確保させるゲーム「密です3D」
新型コロナウイルス対策として、政府は「密閉」「密集」「密接」の通称「3密」を避けるように国民に促しています。2020年4月10日に小池百合子都知事が「密です!密ですっ!」と連呼したことも話題になりました。この「密です!」というワードはマンガ化やゲーム化されるなどして話題となっており、新たに都知事がスーパーマンのように飛び回りながら「密です!」を食らわせて集団を解散させる「密です3D」なるゲームまで登場しています。無料でプレイできるブラウザゲームで社会的距離を確保することの重要性を学んでみました。
密です3D - 密集団を解散せよ | フリーゲーム投稿サイト unityroom
https://unityroom.com/games/mitsu-desu-3d
「密です3D」が一体どんなゲームなのかは以下のムービーを見るとよくわかります。
【密です3D】密集団を探して解散させる3Dアクションゲーム - YouTube
タイトル画面はこんな感じ。小池都知事っぽい見た目のキャラクターが勇ましく走ろうとする姿が描かれています。
スペースキーを押すと、ゲームスタート。
画面左上にはタイムリミット、右上には残りの集団数が書かれています。舞台は日本ではなく、アメリカの大都市のように見えます。
マウスの移動で視点を動かすことができます。周囲を見渡すと、前方に社会的距離を確保せずに輪になって踊るパーティー集団を発見。
WASDキーで移動して、シュタタタタッと駆け寄って……
集団の近くで左クリック。すると都知事が右手を構えて……
「密です!」と唱えて衝撃波を放ちました。
この衝撃波で、タイムリミットまでに全集団の社会的距離を強制的に確保するというのが目標です。
周囲に集団が見つからないときはFキーを押すと……
ふわり
スーパーマンのように飛行が可能。
飛行していると地上からでは見えない場所の集団も発見可能。今回はビルの上にパーティー集団がいました。
Shiftキーで加速しながら接近。
飛行しながらでは「密です!」を撃てず、地面に降りてから撃つ必要があります。
「密です!」で全ての集団を解散させたらレベルクリア。中央の「次のレベルへ」をクリックすると、次のレベルが始まります。
各レベルでプレイするステージやタイムリミットは変化しませんが、社会的距離を確保しなければいけない集団の数が異なってきます。集団の出現ポイントはある程度決まっているため繰り返しプレイするにつれて効率的にプレイできるようになりますが、高レベルになってくるとクリアするのはかなり困難になってきます。暗記力と操作精度だけでなく、発見しやすいポイントに集団が湧いてくれるかどうかの「時の運」まで試されます。
なお、小池都知事は自身の「密です!」という発言からゲームが生まれたことを認知しており、2020年4月22日に行われた囲み取材の中で「ここで私が『密』と言ったらゲームができてしまった」と発言しています。
「密です3D」開発者のもうせ氏はアメリカのコーネル大学でヒューマンインターフェイスを研究している人物。もうせ氏は本ゲームについて、「広告なしで完全に無料で公開しています。もしよろしければ、今後も開発等を継続するためにも、寄付にご協力ください!」とコメントしています。
本ゲームは広告なしで完全に無料で公開しています。もしよろしければ、今後も開発等を継続するためにも、寄付にご協力ください!少額でも構いません https://t.co/5f45GoMtJe
— もうせ (@motulo) April 22, 2020
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