Twitterで「誰が返信可能か」決められるオプションが登場する見込み
By TheDigitalArtist
2020年1月7日から2020年1月10日にかけてアメリカ・ラスベガスで行われている世界最大級の最新技術展覧会CES 2020で、TwitterのプロダクトリーダーであるKayvon Beykpour氏が、ツイートにリプライ可能なユーザーを設定できるオプションが登場する予定だと明かしました。
Twitter will soon let you choose who can reply to your tweets | VentureBeat
https://venturebeat.com/2020/01/08/twitter-will-soon-let-you-choose-who-can-reply-to-your-tweets/
実装が予定されている機能は、自分のツイートに、「誰でもリプライ可能」「自分がフォロー・メンションしている人ならばリプライ可能」「知っている人ならばリプライ可能」「リプライを許可しない」という設定を追加できるというもの。「リプライを許可しない」と設定されたツイートの右下隅には、その旨を示すアイコンが表示されるようになります。
過去には、Twitterのデザイン・リサーチ部門でヴァイスプレジデントを務めるダントリー・デイビス氏が、「2020年に改善したいTwitterの機能リスト」として発表した機能として、「リツイートを許可しない」機能を搭載するといった展望を明かしていました。
Twitterがリツイートや@ツイートを許可制にすることでプラットフォームを根本的に変えてしまう可能性 - GIGAZINE
by Kon Karampelas
また、リプライのレイアウト自体も変更する予定とのこと。新しいレイアウトに、英語圏最大のソーシャル掲示板Redditのような、「ツリーレイアウト」が検討されているそうです。なお、Redditのツリーレイアウトは以下のような見た目。
新しいインターフェイスなどの試験を行うTwitterのベータ版アプリ「twttr」では、「自分のツイートに対するリプライを隠す」という機能や、「特定のツイートに色を付けて目立たせる」といった機能の実験が行われたそうです。
以上のようなUI関連の新機能の他にも、Beykpour氏は2019年末頃に実装された、特定の話題の最新情報や関連性の高いコンテンツを見ることができる「トピックのフォロー」機能について、実装当初はフォロー可能なトピックの数が「300」に限られていたのですが、2020年1月には1000件まで増えたと発表。また、AIを使った自動化によって、攻撃的なツイートの削除数を増やし、プラットフォーム上でのいじめを排除することに注力していることを強調しました。
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