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「GIGAZINEマンガ大賞」2020年1月度募集開始&トップ画メイキングはこんな感じ


2020年になりました。個人の事情や環境にかかわらず、いろんなことが起き、いろんなものが変わる年になるかと思われます。流れる時代の真ん中で、自ら何かを変えていきたい場合には、ぜひ今年も引き続き開催している「GIGAZINEマンガ大賞」の扉をノックしてみてください。新時代を感じさせるあなただけの物語を、楽しみにお待ちしております。

2019年にマンガ大賞の「トップ画」として掲載したイラスト12枚とそのメイキングを1冊にまとめたイラスト本を、2019年末にリリースしました。Kindle Unlimited会員ならいつでも無料でゲットできるので、見逃していたという方はこの機会にチェックしてください。

イラストにリテイクを入れる「プロの見方」がよくわかる GIGAZINEマンガ大賞「トップ画」イラスト集 2019年度版 | Kindleストア | Amazon


また、縁あって今年から大阪市の好文学園女子高等学校さんにマンガ大賞募集をお知らせするポスターを掲示していただきました。ポスターには、2019年8月度「トップ画」のまっちょこさんのイラストを使用。光沢紙やマット紙など用紙ごとにそれぞれ印刷してみた結果、パッと明るいイラストが映える光沢紙のものを採用することになりました。


実際に掲示いただいたようすが以下になります。


◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項はこちらから


募集要項は既に読んだのでとにかく応募!という人は応募フォームからお願いします。

◆原作脚本募集要項はこちらから


小説や脚本形式で応募しようと考えている人は、上記リンクから募集要項をご確認ください。

◆大賞募集記事のトップ絵・イラスト募集
この記事にも掲載している「GIGAZINEマンガ大賞」の「トップ絵」イラストも募集しています。募集要項はこちらから



◆2020年1月度GIGAZINEマンガ大賞トップ画イラスト
2020年1月度のトップ画イラストはジゼロさんにいただきました。ワクワクする要素がこれでもかと敷き詰められたファンタジーのイラスト。まばゆいばかりの日の光が、新しい年の幕開けを感じさせてくれます。


以下はイラストのメイキングになります。

最初にいただいた大ラフ。「まず、カラーラフの段階で大きい修正が来てしまうことを避ける為、構図やテーマの大まかなイメージをまとめた大ラフを送りました。全体的な位置や、背景の雰囲気、パース等アドバイスいただき、反映してカラーラフに進みます」


ジゼロ「1月でしたので、明るい日の出が入ったイラストを描きたいなと思いました。私の大好きな鎧の女性、布地、都市といったテーマを盛り込み、距離感を感じる構図を意識しました。カラーラフの時点で、だいたいのメインカラーと光源を決めておきます」


ジゼロ「ラフを元に、線画を整えていきます。少しザラついたペンを使い、ざっくりと描いていきます。質感のイメージが強いところにはタッチも入れておきます。線画が仕上がったら、今度はキャラクター、背景1、背景2とマスク分けします」


ジゼロ「陰影着彩を進めていきます。色味からではなく、モノトーンでだいたいの印象や質感を決めていきます。空気感や物と物との距離感を意識し、モノクロでも物体がわかるように塗っていきます」


ジゼロ「カラーラフを参考に、加算レイヤーで色を乗せていきます。まだ全体的にくすんでいますが、ここで明るすぎると後に色が飛んでしまいますので気持ち暗い状態で全体を整えます」


ジゼロ「全体の印象を確認しながら、パーツを描き込みすぎないように進めていきます。背景の色味とキャラクターが一体化しすぎないように気を付けます」


ジゼロ「仕上げにエフェクトを追加していきます。また、風になびいている様子を出したかったので、布地にグロー効果をかけてみました。あとはひたすら気に入るまで調整して、完成です」



◆大賞募集記事のトップ絵・イラスト募集


この記事に掲載しているような「トップ絵」のイラストを募集しています。以下の募集要項をご確認のうえ、応募フォームからご連絡ください。

・内容:
毎月初頭に掲載する「GIGAZINEマンガ大賞」募集記事トップに掲載されるイラスト、通称「トップ絵」

・用途:
「GIGAZINEマンガ大賞」の宣伝・広報用にメイキング含めて使用します。
具体的にはGIGAZINE上での「GIGAZINEマンガ大賞」募集告知記事、並びにその告知記事のツイートなどSNS上での利用、となります。
また、以下のように複数の作品を集めた電子書籍をAmazonのKDP上で保存・頒布します。

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・権利関係:
著作権譲渡の必要はなく、「GIGAZINE上への掲載」「GIGAZINEマンガ大賞の宣伝&広報用の利用」「電子書籍への収録」の3つを許諾いただく形になります。

・納期:
希望納期を伺った上で、「何月分のイラストか」も含め相談させていただきます。

・工程:
「ラフ案」チェック→「線画」チェック→「彩色」チェック→「完成」チェックで予定しています。
リテイクは回数によって追加で報酬を計算します。
もし上記以外のプロセス・工程を希望する場合はそちらを優先しますので、フォームの「その他の連絡事項」に記入してください。

・報酬:
応募フォームに希望する報酬金額を明記して下さい。クオリティレベルごとに変化する場合は、その旨や参考となる画像リンクなど貼り付けていただけると幸いです。

・実績公開・個人制作の同人誌、商業画集などへの掲載可否:
著作権の範疇での利用制限はもちろんありませんので「掲載可」です。その際、「初出掲載時のGIGAZINE記事へのリンク」「GIGAZINEマンガ大賞のために描かれたという旨」を付記していただければとってもうれしいです。

・大賞募集記事のトップ絵・イラスト自薦応募フォーム:
ここをクリック(最初の選択肢で「GIGAZINEマンガ大賞募集記事のトップ絵・イラスト」を選んで下さい)


◆「GIGAZINEマンガ大賞」募集要項


・GIGAZINEでマンガを連載すると……?
・完全リモート&作業タイミングもお任せ

・連載マンガはGIGAZINEに掲載されるから、とにかくまず読んでもらえる


・厳密な締切はなくスケジューリングしやすい

・ジャンルやターゲットの制限なし、面白ければなんでもOK

・色塗りや背景を任せられるアシスタント完備(自費の必要はありません)

・まだ若いレーベルのため、ベンチャー企業のように意見や要望が通りやすい!

などなど。ほかにも「これはどうなの?」ということがありましたらこちらをクリックしてなんでもお問い合わせしてください。

・基本条件:
・スマホでも読めるのが前提(見開きナシ、縦スクロール基準)


・フルカラー、フルデジタル(白黒の場合は「原作」として扱います)

・ジャンル自由で「第1話」の完成原稿とそのメイキング資料であること。メイキング資料はキャラクターデザインや設定のほか、ストーリー全体のあらすじを200~800文字程度の範囲でお送りください。応募内容に不足があると審査が進められない場合がありますので、予めご了承ください。


・原稿フォーマット:
縦横比率・ファイルサイズ・解像度は「姫とゲーマー」を参考にして下さい。

・原稿枚数:
自由。何ページでもOK。

・その他:
・既に自分で他メディアやプラットフォームにて発表済みの一次創作OK

・雑誌には掲載されたが単行本化されなかったor途中でやんごとなき事情で打ち切られてしまったという作品もOKです。あきらめないでください。

・「作画のみ」はポートフォリオのURLや作品集を見せていただければOK。第1段階審査通過分については第2段階審査で実際にお試し原作で描いてもらい、通過後、最終段階の投票審査に回します。

・締切日:
毎月末、23時59分59秒


・審査プロセス:


編集部による1次選考後、以下のような審査プロセスを予定しています。

第1段階:GIGAZINEシークレットクラブメンバーだけが閲覧可能なクローズド環境による評価+編集部によるメイキング資料を含めた評価

第2段階:より連載を意識した形式で、「第1話原稿」や「最終話までのプロット」など必要事項を追加作成いただいた上での審査。ここまで進出した段階で、ほぼ何かしらの形で連載を約束します。

最終段階:連載形式の原稿にて、GIGAZINE編集長による審査+GIGAZINEシークレットクラブメンバーによる評価+GIGAZINEで連載中の作家などゲスト審査を行い総合的に大賞受賞者を決定します。また、最終段階に残った時点で連載は確約いたします。

・報奨:

2020年3月からGIGAZINEマンガが新展開することを記念して、賞金額を含めた報奨が以下のように一新されています。「どこまで進んだら連載できるの?」というところも含めて明確化しているので、ぜひお見逃しなくお願いします。矢印の左側が従来の設定、右側が2020年3月度からの報奨です。

1次審査を通過し第1段階に選ばれた全員:
賞金1万円 → 賞金3万円

第2段階進出:
追加で賞金2万円 → 追加で賞金2万円+連載に向けて担当編集がつきます

最終段階進出者:
賞金は入賞・大賞選出時のみ → 最終段階進出時点で追加賞金5万円(計10万円)+応募作品をブラッシュアップした上での連載確約

入賞:
賞金5万円 → 賞金10万円+連載確約

大賞:
賞金10万円 → 賞金50万円+応募作品そのままで連載確約

・応募作品の選考結果
最初の第一段階審査に進んでいただく作品については、応募月の翌月末までに応募時のメールアドレスへ審査の詳細についてご連絡差し上げます。
それ以外の場合、審査結果の通達は基本的に行っておりませんのでご了承下さい。

・受賞後の流れ
GIGAZINEで連載形式で掲載を終えた後、電子書籍化しAmazonで販売します。それぞれ規定の原稿料・ロイヤリティをお支払いします。電子書籍の販売・宣伝もGIGAZINEが責任を持って行います。

・質問受付フォーム:
応募するにあたっての疑問点があればこちらをクリックしてお問い合わせしていただければ大丈夫です。同じような質問が続く場合はFAQとしてまとめますので、ご理解とご協力をお願いします。

・マンガ大賞応募フォーム:

こちらをクリック



◆原作脚本募集要項


第1話原稿に加えて、1話から最終話までのプロット(あらすじ)を合わせて用意してください。あらすじは作品全体の流れを詳細に、100字~800字でまとめて原稿の最初のページに記載をお願いします。

・1次審査では単純な話の面白さと1話の完成度を見ます。2次審査から最終審査に進んだ場合は、実際にマンガ原作を作成することを意識した「ト書きの脚本を最終話までコンスタントに作成できるか」を審査します。

・「原作のみ」で文字のみの応募の場合は、Googleドキュメントに本文を貼り付けた後、共有リンクのアドレスを応募フォームに記載してもらえれば大丈夫です。その場合、応募後にドキュメントの編集は行わないようにお願いします。

応募フォームはこちらをクリック


マンガ大賞の選考フローには「GIGAZINEシークレットクラブ(GSC)・クローズド審査」があります。GSCメンバーの人はもちろん、まだメンバーじゃないよという方も、ぜひこの機会にGSCの一員となって、未来の名作の誕生に立ち会ってください。GIGAZINEシークレットクラブへの登録はこちらから。

それでは、クリエイターの皆さまの応募を心よりお待ちしております。よろしくお願いします。

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in マンガ,   ピックアップ, Posted by log1e_dh

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