差し込むだけでふとんをポカポカ&フワフワにできる象印のふとん乾燥機「スマートドライ RF-EA20」を使ってみた

外に布団を干してもフカフカにならないような寒い時期や、悪天候が続いて布団が干せず、じっとり湿ったような布団で寝なければならない日もあります。象印のふとん乾燥機「スマートドライ RF-EA20」を使うと、簡単にふとんをポカポカ&フワフワにできるということなので、実際に使ってみました。
ふとん乾燥機 RF-EA型|商品情報|象印
https://www.zojirushi.co.jp/syohin/coverlet-dryer/rfea/
これが「スマートドライ RF-EA20」

大きさは幅28cm×奥行13cm×高さ35cmで、抱えてみるとこんな感じ。重さは4.1kg。

本体上部にはノズルが折りたたまれた状態で搭載されています。

吹出口の角度は乾燥させたいものに合わせて上下に調整可能。

最大角度は本体とノズルが垂直になるところまで。

吹出口はこんな感じ。ここから温風が出てきてふとんを温めてくれます。

本体前面は操作パネル。

電源ケーブルをコンセントに差し込んで、電源ボタンを押して本体を起動。

赤いランプが点灯しているのが、選択されている運転モードです。

選択したモードでどのくらいの間運転が行われるかは、「時間」で確認可能。

寒い時期にふとんを温める「あたため」の他にも、ふとんを効率的に乾燥してくれる「乾燥」が搭載。乾燥では、おまかせコースの「標準」、標準の後に送風してふとんの温度を下げてくれる夏場向けの「送風仕上げ」、ふとんの中のダニを退治してくれる「ダニ対策」という3つのコースがあります。

「手動運転」では「温風」「送風」という2種類の温度を指定して、任意の時間ふとんを温めることが可能です。

手動モードでは、運転時間は5分から180分まで選べます。

コードを収納するための「コードバスケット」も本体に付属。

本体側面に取り付けてみるとこんな感じ。本体を使用しないときには、コードをまとめて収納できます。

というわけで、実際に使ってみることに。まずはノズルを全開にして、敷き布団の上に本体を置きます。

ノズルを覆うようにふとんをかけて……

本体とふとんの隙間から空気が漏れないように、ふとんの端をしっかりと押さえます。なお、今回は肌布団の上に羽毛布団を重ねています。

また、本体前面には「ふとん検知センサー」が搭載されています。

ノズルだけではなく本体にまでふとんが掛かった状態だと、「ピピッ」という警告音とともに本体の動作が停止します。センサー部分までふとんが掛かっていると、本体とふとんの間に大きな隙間ができてしまうと温風が逃げて布団を効率よく温められなくなるので、センサーで警告してくれるというわけです。

あとは電源ボタンを押し、コースを選択して「スタート」を押すだけ。今回は「乾燥」モードの「標準」コースで運転を開始しました。

動作音は、小さめのドライヤーぐらいの騒音といったところ。何かに集中していれば気にならない程度の音量ですが、静かとはいえないかも。
象印のふとん乾燥機「スマートドライ RF-EA20」の動作音はこんな感じ - YouTube

使用中はふとんからやや熱気を感じます。夏に使用する場合は、外出中に運転するほうが良さそうです。

運転中に掛け布団をめくって、かざすだけで温度が測定できるFLIR i3を使ってみると、吹出口の温度は60度弱にまで達していました。

運転終了後、ふとんを触って手で温度を測ってみると、じんわりとした温かさ。

FLIR i3で温度を測ると、吹出口から直接温風が届く範囲は50度弱の温度。直接温風が届かない範囲は40度弱ほどでした。

掛け布団は35度弱。

スマートドライを置いたほうとは反対側の端までは温まっていませんでしたが、この位置には敷き布団が掛かっていなかったことが原因かも。敷き布団がかけられていた範囲は35度以上に温まっているようです。

掛け布団を触ってみると温かいだけではなく、シワが伸びてふっくらした心地よい手触りになっています。寒い時期にはこの温める機能も魅力ですが、ジメジメしているのにふとんを外に干せない梅雨の時期には「乾燥」機能が魅力的。

スマートドライは吹出口の角度を調整できるので、枕を乾かすことも可能です。ただし、ビーズや低反発・高反発などの枕は熱によって変性してしまうので注意が必要。

掛けてある服も乾かせます。

靴も乾燥させられます。革製品など熱に弱いものを乾かすときには、ヒーターを使わない「送風」コースが便利。

本体背面には持ち手が付いており、約4kgの重さが気にならないほど楽に持ち運び可能です。

幅は13cmなので、狭いスペースにも収納できました。

ふとん乾燥機はさまざまな種類が登場していますが、「スマートドライ RF-EA20」の魅力は「使いやすさ」といえます。敷いてあるふとんにノズルを差し込んでサクッと使える上に、持ち運びや収納も楽にできるという設計が魅力的。冬の冷たいふとんが嫌いな人や、ついついふとんの洗濯を怠りがちな人にはオススメです。
記事作成時点では、象印「スマートドライ RF-EA20」はAmazon.co.jpで1万1190円で購入可能となっていました。
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