クリック1発でTwitterから即売会にサークル参加する人を抽出できる「イベント参加者ゆるく抽出するやつ」レビュー
Twitterでフォローしている人の中から、コミックマーケットやコミティアなどの同人誌即売会イベントに参加する人を自動で抽出し、スケジュールに応じて見やすくまとめてくれるウェブアプリ「イベント参加者ゆるく抽出するやつ」を、開発者のfinoさんが公開しています。PC・スマートフォンのウェブブラウザからアクセス可能で、Twitterをベースにイベント参加情報をまとめる場合にお役立ちのウェブアプリとなっています。
イベント参加者ゆるく抽出するやつ
http://app.ecocorogy.com/eventlist/
ツイッターからコミケやコミティア等のイベント参加者っぽい人抽出するアプリ、C97冬コミ対応しました????
— fino (@fino__) November 4, 2019
サークル個別以外に、イベントまとめてのコピペ機能もつけました(特にPCでExcelやGoogleスプレッドシートとかだと色、リンク付きでセル分けされたまま貼り付けされますhttps://t.co/0Lrn2dvQw0 pic.twitter.com/7LXkhjFwdq
今回はiOS向けChromeから「イベント参加者ゆるく抽出するやつ」にアクセスしてみました。トップにある「Twitterサインイン」をタップ。
Twitterにログインした状態でサインインすると、こんな感じ。「データを取得」をタップします。
すると、フォローしている人の中でイベントに参加する人のサークルスペース・ユーザー名・アイコン・自己紹介文がサイト下部にまとめられます。どうやらTwitterのユーザー名に参加日やサークルスペースが含まれているとリストアップされる様子。「イベント参加者ゆるく抽出するやつ」はTwitterの仕様上、15分につき3000件までしかフォロー情報を読み込めませんが、情報を保存したり15分待つことで3000件以降もリストアップできます。
右下にある「…」アイコンをタップすると、スペースやユーザー名をコピー可能。また、自己紹介文に記載されているサークルのホームページやPixivのサイトにアクセスすることができます。
「シンプル表示切替」をタップすると……
自己紹介文が省略され、縦にずらりとサークルスペースとアイコン、ユーザー名が並び、視認性がぐっと上がります。
「参加しなさそうリスト」は、フォローしている人の中でリストにまとめられなかった人をまとめたもの。
フォローしている人の名前がずらっと並びますが、よりゆるい判定が行われ、「リストアップからは漏れてしまったものの参加するかも」という人は赤い文字で名前が表示されます。
作成したリストは下部にある「表示・ファイル」をタップし、「完了ファイルを保存」をタップすることで、ZIP形式で書き出しを行うことも可能な模様。iOSではiCloudDriveやGoogleドライブを利用することで保存読み込みが可能。PC版ではZIPファイルを直接手元のストレージに保存し、読み込むことができました。
Twitterは作家のイベント参加情報を知るためには欠かせないSNSですが、情報量が多いため、そこからイベント関連の情報だけを自力でリストアップするとなるとかなりの作業量を要することとなります。しかし、「イベント参加者ゆるく抽出するやつ」を使えば作家のイベント参加情報をすっきり抽出できるため、イベント参加者にとっては非常にありがたいところ。ただし、名前にサークルスペースが含まれていないとリストアップされないケースや、名前に「サークルスペースっぽい文字列」が含まれていると「未登録イベント」として抽出されてしまうケースもあり、あくまでも「ゆるく抽出する」ものと割り切ることが必要といえます。
なお、記事作成時点で「イベント参加者ゆるく抽出するやつ」が抽出可能なイベント名は、コミックマーケット、コミティア、サンシャインクリエイション、COMIC1、こみっくトレジャー、博麗神社例大祭、東方紅楼夢、砲雷撃戦よーい、芸能人はカードが命!pixivMARKETです。
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