アドレス欄に「doc.new」と入力するだけでドキュメントが新規作成できるGoogleのショートカットにSpotifyやGitHubも追加
by Paweł Czerwińsk
Googleが、「.new」ドメインを活用してブラウザのアドレス欄に「doc.new」や「sheet.new」と入力するとGoogle ドキュメントやGoogle スプレッドシートでファイルを新規作成できるショートカットサービスに、SpotifyやGitHubなどの12種類のサービスを対応させたと発表しました。
10 shortcuts made possible by .new
https://blog.google/outreach-initiatives/entrepreneurs/shortcuts-made-possible-new/
Googleは2018年10月に、ブラウザのアドレス欄に「doc.new」や「sheet.new」と入力するだけでG Suiteでファイルを新規作成できるサービスを公開しました。
Introducing a ✨ .new ✨ time-saving trick for users. Type any of these .new domains to instantly create Docs, Sheets, Slides, Sites or Forms ↓ pic.twitter.com/erMTHOsdyH
— Boo-gle Docs ???? (@googledocs) October 25, 2018
具体的には、以下の7つのGoogle Suiteに対応しています。
・Google ドキュメント:「doc.new」「docs.new」「document.new」
・Google スプレッドシート:「sheet.new」「sheets.new」「spreadsheet.new」
・Google スライド:「slide.new」「slides.new」「deck.new」「presentation.new」
・Google フォーム:「form.new」「forms.new」
・Google サイト:「site.new」「sites.new」「website.new」
これまでは、Google Suiteのサービスしか対応していませんでしたが、Googleは今回新たに12種類のサービスを「.new」ドメインでのショートカットサービスに追加したことを発表しました。
具体的には、以下のとおりです。
・Spotifyで新しいプレイリストを作成:「playlist.new」
・Spotify傘下のポッドキャストサービスAnchorでエピソードを作成:「podcast.new」
・Mediumで新しいストーリーを作成:「story.new」
・ソフトウェア開発のプラットフォームGitHubで新規リポジトリ作成:「repo.new」
・デザインツールCanvaで新しいファイルを作成:「canva.new」「design.new」
・ビデオ会議サービスCisco Webexで新しいミーティングを開始:「webex.new」「letsmeet.new」
・URL短縮サービスBitlyで新しいリンクを作成:link.new
・オンライン決済プラットフォームのStripeでダッシュボードを開く:「invoice.new」「subscription.new」
・API作成サービスRunKitで新しいAPIエンドポイントを作成:「api.new」
・クラウドベースのドキュメントエディターCodaでファイルを新規作成:「coda.new」
・レコードレーベルOVO Sound風のアートワークを作成:「music.new」
また、特に何かのサービスやドキュメントを新規作成するわけではありませんが、以下のサービスも「.new」ドメインのショートカットに対応しています。
・レストラン予約サービスOpenTable:「reservation.new」
・オークションサイトeBay:「sell.new」
さらに、G SuiteのGoogle カレンダーやGoogle Keepも対応しました。
・Google カレンダー:「cal.new」「meeting.new」
・Google Keep:「keep.new」
Googleはさらに、2020年1月14日までの期間限定で商用サービスのオーナー向けに「.new」のサブドメインの登録を募っているほか、2019年12月2日以降は誰でも「.new」へのサブドメインを申請できるようになるとのことです。
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