壁掛け可能でGoogleアシスタントを内蔵する小型スマートスピーカー「Nest Mini」が登場
Googleの新製品発表会であるMade by Google ‘19で、Google Home Miniの後継となる新しい小型スマートスピーカー「Nest Mini」やメッシュWi-Fiを構築可能なルーター「Nest Wifi」などが発表されました。
Introducing Nest Mini - YouTube
Googleのスマートホームブランド「Nest」
Nestによってロボット掃除機や照明、リモコンなどさまざまな家電と連携を取ることができます。
既にGoogle Nest Hubという画面付きスマートスピーカーがリリースされていますが、小型スマートスピーカーであるGoogle Home MiniがNestブランドとして新しく登場します。
その名も「Nest Mini」。価格は49ドル(約5300円)で、予約は10月16日から、リリースは10月22日です。
色はチョーク・チャコール・コーラル・スカイブルーの4種類。外装部分はすべてペットボトルをリサイクルして作られているとのこと。
Nest Miniの背面にはフック用の穴がついているので、壁掛けも可能になります。ただし、電源の端子はGoogle Home Miniと異なり、Micro USBではないとのこと。
また、内蔵するスピーカーが進化し、低音の再生が強化。
マイクも3つを搭載して高性能になり、聞き取り性能が上がったとのこと。
実際にGoogle Audio Labsでマイクの性能をテストする様子が以下のムービー。
Harmonious Help with Google Nest | Inside Story - YouTube
さらに、Nest Miniの演算能力は最大1テラOPSに強化。
これまでは、Googleアシスタントのコマンド処理がネットを通じてクラウドサーバーで行われていたのが、Nest Miniローカルで行えるようになります。
続いて、サブスクリプション型のホームセキュリティサービス「Nest Aware」
月額6ドル(約650円)のNest Aware、月額12ドル(約1300円)のNest Aware Plus
家の報知器に反応があると、スマートフォンに通知が出ます。
監視カメラの映像を、スマートフォンからチェックすることができます。
インターホンのカメラ映像もチェック可能。
そして、家のネットワークを支えるNestのWi-Fi機能について。
Google Wifiは北アメリカで最も普及したメッシュWi-Fiルーターだとのこと。
そんなGoogle Wifiが「Nest Wifi」となって新登場。
セットアップは簡単で、スピードはGoogle Wifiの2倍になったとのこと。Googleアシスタントによるスマートスピーカー機能も搭載していて、特定のデバイスやグループ全体のWi-Fiのオン・オフを音声で切り替えることもできます。
スマートホームハブ機能を搭載。Google Play MusicやIoTとの連携も可能となり、家のネットワークを統一して管理可能になります。
The Way Wi-Fi Should Be | Nest Wifi - YouTube
そんなNest Wifiにはルーターと中継器があり、2つセットで269ドル(約2万7300円)、3つセットで349ドル(約3万8000円)。技術系メディアのThe Vergeによると、ルーター単品では169ドル(約1万8400円)、ポイント単品では149ドル(約1万6200円)だとのこと。2019年10月16日から予約を受け付けていて、11月4日に発売されます。
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