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約半額に値下げされたソニーのクラウドゲームサービス「PlayStation Now」、Google Stadiaに対抗か

by Florian Gagnepain

ソニーは2019年10月1日(水)にゲームストリーミングサービスPlayStation Nowの料金を大幅に値下げすることを発表しました。10月2日(木)から適用される新価格では1カ月プランが税込1180円と、改定前の税込2500円の半額以下の価格となっています。

PlayStation™Nowがサービス変更! 1ヶ月利用権1,180円、『ゴッド・オブ・ウォー』など人気タイトルも追加! | PlayStation.Blog
https://www.jp.playstation.com/blog/detail/9026/20191001-psnow.html

Sony slashes PlayStation Now streaming prices ahead of Google Stadia launch | Ars Technica
https://arstechnica.com/gaming/2019/10/sony-slashes-playstation-now-streaming-prices-ahead-of-google-stadia-launch/


10月2日からの新料金では、1カ月プランが税込1180円、3カ月プランが税込2980円になっています。また、新たに設けられた12カ月プランは税込6980円で、月額換算すると約581円でPlayStation Nowが利用可能となります。


また、これまではPlayStation Nowで配信されていなかったCERO Zの作品も解禁されており、2019年10月2日~2020年1月1日までの3カ月間限定で、2018年に発売されたシリーズ最新作の「ゴッド・オブ・ウォー」や、「グランド・セフト・オートV」、「アンチャーテッド 海賊王と最後の秘宝」、「inFAMOUS Second Son」といった人気作がラインナップに加わわっています。


海外のユーザー向けのサブスクリプション料金も値下げされており、1カ月プランは9.99ドル(約1075円)・3カ月プランは24.99ドル(約2690円)・12カ月プランは59.99ドル(約6460円)となりました。特に、1カ月プランの9.99ドルは、2019年11月からローンチされるGoogle Stadiaと同じ価格な上に、既にPlayStationを持っているゲーマーにとっては69ドル(約7500円)のStadia専用コントローラーを買わなくてはならないGoogle Stadiaよりも安くゲームストリーミングサービスが楽しめるため、今回の価格改定には「先行するソニーには優位性を維持する狙いがあるのだろう」との見方もなされています。

2019年4月1日からソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)の社長兼CEOに就任したジム・ライアン氏は「ストリーミング配信の時代が到来し、急速な時代の転換が起きようとしています」と投資家向け説明会で述べて、本格化する競争の激化に対応していく姿勢を明らかにしています。

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in ゲーム, Posted by log1l_ks

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