デザイン

Canvas要素やWebGLでアニメーションが楽しめるコード製フォント「Leon Sans」


キム・ジョンミン氏がコードで作成した幾何学的なサンセリフ体のフォント「Leon Sans」は、HTML5のCanvas要素WebGLを用いてカスタムアニメーションが楽しめるというものです。

Leon Sans
https://leon-kim.com/

Leon Sansはコードで作成されたフォントで、各文字の描画ポイントの座標値を持っているため、フォントの線の太さを変更したり、アニメーションを作成したりすることもできるというフォントになっています。Leon Sansで表現可能なアニメーションは以下の通り。

線が引かれていく様子をアニメーションで表現する「Drawing animation」。


各文字の線の太さを変更する「Weight change」。


フォントの線を波のように揺らす「Wave」


「Drawing animation」+「Weight change」のような「Metaball」


フォントを植物のようなエフェクトで表現する「Plant」


フォントをカラフルに表現する「Colorful」


カラフルなフォントが動的に変化する「Color pattern」


ウェブ上でLeon Sansの見た目を変更したりアニメーションを確認したりすることが可能なサイトも用意されています。サイトの左端メニュー部分にCanvas要素で表現できるアニメーションと、WebGLで表現できるアニメーションが並んでおり、クリックするとアニメーションを体験可能。画面右端にあるパネル部分から、Leon Sansで表示する文字を変更したりフォントサイズを変更したりすることもできます。

Leon Sans examples


Leon SansのソースコードはGitHub上で公開されており、実装方法も記述されています。

GitHub - cmiscm/leonsans: Leon Sans is a geometric sans-serif typeface made with code in 2019 by Jongmin Kim.
https://github.com/cmiscm/leonsans

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in デザイン, Posted by logu_ii

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