大道芸人が悪の権化・ジョーカーへ変貌していく映画「ジョーカー」最終予告編
バットマンの宿敵・ジョーカーにスポットライトを当てて、いかにしてジョーカーという人物が生まれたのかを描く映画「ジョーカー」の最終予告編が公開されました。ヴィランとなった後のジョーカーは「狂気」の一言に尽きますが、そこに至るまでは様々な葛藤があったことがうかがえます。
JOKER - Final Trailer - YouTube
バスの中で、前の座席の男の子を笑わせているのは大道芸人のアーサー・フレック(演:ホアキン・フェニックス)。
しかし、母親から子どもに余計なことをしないで欲しいと拒絶されます。
「残念なことに、会う機会はこれが最後」と語る、カウンセラーのような女性。
女性に向けてアーサーは「毎週毎週、いつも『仕事はどう?』『ネガティブになってない?』と同じ質問ばかりだ。俺にはネガティブな考えしかないよ」と不満をぶつけます。
都会で大道芸人として暮らすアーサーは、ときに不良に絡まれたりすることも……。
病院で、自分が出演している番組をテレビで見ているアーサー。テレビの中のアーサーは「子どものころ『コメディアンになる』と言ったら笑われた。今は、誰も笑ってくれない」と自虐しています。
ゴミ箱に捨てられたピエロのお面
「みんな道化だ」というプラカード
顔を白塗りにするアーサー
なじみのあるジョーカーの姿が誕生
チラシのピエロは恐ろしそうな表情を浮かべています。
それに合わせて、自分も大きく口を開くアーサー。
タクシーで移動していくピエロ
その姿を口角を上げて見送るアーサー
レッドカーペットの前にピエロを含めた人々が集まっています。
アーサーは周りを見つつ拳を突き上げます
電車の中は大混乱
白塗りの上からさらにピエロの面をかぶるジョーカー
「お願いがあるんだが、マーレイ」とジョーカーが呼びかけた相手は……
テレビ番組のホストを務めるフランクリン・マーレイ(演:ロバート・デ・ニーロ)
「『ジョーカー』と紹介して欲しいんだ」と続けるジョーカー。アーサーは完全にジョーカーへと変貌を遂げました。
なぜアーサーはジョーカーを名乗ることを決めたのか……。
その動きが描かれる映画「ジョーカー」は2019年10月4日(金)公開です。
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