「漫画家志望だけど連載とれなくてヘコむから描いてるマンガを立体造形してモチベーションあげる」という「マン×ガレ」プロジェクト始動

「自分で描いている漫画のキャラクターを自分でガレージキット化」する「マン×ガレ」(自作マンガ×自作ガレージキット)プロジェクト第1弾作品が、ワンダーフェスティバル 2019[夏]の会場に現れました。

『マン×ガレ』自作マンガ×自作ガレージキット全部自分でやっちゃうプロジェクト │ 造形工房QunQun
http://atelierqunqun.com/2019/07/26/post-443/

8-13-04「造形工房QunQun」ブースで見かけたのは、右手に巨大な武器を装備した少女のフィギュアと、その背後に貼られた「漫画家志望だけど連載とれなくてヘコむから描いてるマンガを立体造形してモチベーションあげる」というメッセージ。

YouTubeではこの「マン×ガレ」プロジェクトのPVも公開されています。プロジェクトは、漫画家を目指しているけれどなかなか連載に結びつかずヘコむことばかりだという作者の米宮稲穂さんが、自分の漫画のキャラクターをガレージキット化してモチベーションを上げようという内容。

『マン×ガレ』プロジェクトPV - YouTube


今回は第1弾作品「蒸気駆動女子高生 湧(わかし)万歌(ばんか) バンカーカスタム」の「純蒸パイルバンカー」参考展示が行われていました。「スチームパンク」「女子高生」「パイルバンカー」と、好きなものをぶちこんであるとのこと。

とにかく目を引く巨大パイルバンカー

「蒸気駆動女子高生」ということで、関節部分などに人工物っぽさがのぞいています。

そして気合いを込めたこの表情。

作品は、ZBrush Coreで3D造形を行ったあと、光造形3Dプリンター「EPAX X1」で立体化しているとのこと。今回は参考展示でしたが、ワンダーフェスティバル 2020[冬]では完成版が頒布される予定だとのことです。

ちなみに、ブースではファンタジー漫画「幻想百珍 朝食版」(全12巻)の頒布も行われていました。