Googleストリートビュー上をひたすらうろつき続ける様子を見られる「Street View Random Walker」
by Roo Reynolds
自分で操作する必要はなく、ただGoogleストリートビューをさまよい続けるだけというサイトが登場しました。意図しない方向に曲がって、気付けば見知らぬ場所に連れていかれたりすることもあります。
Googleストリートビューを自動操縦してずっとどこかをうろつき続けるサイトを作りました。サーバーに記録した位置を更新しながら歩き続けててます。秋葉原から出発させたのですがもうすでにどこを歩いているのかさっぱりわかりませんhttps://t.co/gkD7t7WRxE
— あずま (@sngazm) 2019年5月31日
Street View Random Walker
https://whispering-inlet-27072.herokuapp.com/
サービスを作ったのは東信伍さん。サイトにアクセスすると、ランダムにGoogleストリートビューを移動中のマーカーのいずれかの視点が表示されます。視界を動かすことは可能ですが、約3~4秒で一歩進み、そのたびに視界はリセットされます。この事例では埼玉県さいたま市岩槻区増長付近の千葉県道・埼玉県道80号野田岩槻線を東進中。
実際にGoogleストリートビューで見るとこのあたり。
東へ進むと分岐が見えてきて……
マーカーはこの分岐を左折。自分で操作していたら決して選ばなかったであろう道へと入っていきました。
これはまた別の事例。東京都中野区を南北に走る環七通りの大和陸橋の側道が表示されました。マーカーはGoogleストリートビューカーが撮影した順番に移動するわけではないので、一方通行を逆走することもあります。
ストリートビューで見るとこのあたり。
一方通行は南行きですが、マーカーは道を北上。白バイによる取り締まりの様子が登場しました。
さらに北へ進むと大和陸橋交差点へ到達。
ストリートビューがつながっていればどこまでも移動してくれるようで、船で移動しているケースも報告されています。
現在地ストリートから外れたみたいです pic.twitter.com/efyUS0i2lS
— HAL(まほろ) (@HAL236636) 2019年6月1日
なお、GoogleのAPIを使用しているため、サービスを維持するためには有志からのサポートが必要だとのこと。支援はフレンドファンディングアプリ・polcaで可能です。
Googleストリートビューで永遠にさまよいたいのですがAPI使用料が無料枠を突き抜けて終了しそうです。特に役に立たないしお金にもならないサービスを維持するために大富豪のサポートをお待ちしています。 - polca(ポルカ)
https://polca.jp/projects/0RXdLjRiRnQ
1500円の支援で、1000人がGoogleストリートビューをさまよえるとのことです。
Googleストリートビューは1,000アクセスあたり14ドルの費用がかかります。あなたが1500円を支援することで、およそ1,000人がGoogleストリートビューでさまようことができます。https://t.co/rHCOAmthuv
— あずま (@sngazm) 2019年6月2日
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in レビュー, ネットサービス, Posted by logc_nt
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