取材

美少女がほほえみかける自慢の痛車から最新鋭の装甲車まで大集合したニコニコ超会議2019で見かけた乗り物まとめ


幕張メッセで2019年4月27日・28日と2日間にわたって開催されたニコニコ超会議では、普段目にすることがないような乗り物がたくさん展示されていました。。愛するキャラクターが描かれたピカピカの痛車から、最前線の現場で活躍する特殊車両まで、さまざまな乗り物を見かけたので、ぱしゃぱしゃと撮りまくってきました。

ニコニコ超会議2019 公式サイト
https://chokaigi.jp/

超東京マルイ エアソフトガン大展示
電動ガン・エアソフトガンのメーカーである東京マルイのブースでは、トヨタ・ランドクルーザー200AXをベースとしたオリジナルカスタムカーが展示されていました。


ミリタリーグレーのボディはマットな仕上がり。


後ろの荷台にはトイガンや……


BB弾が詰まったカプセルが収納できるようになっています。屋外のサバイバルゲームに遊びに行くにはもってこいのカスタムとなっていました。


超JALブース
日本航空(JAL)では、空港で活躍する特殊車両が展示されていました。ブース前ではフライトアテンダントとパイロットの衣装に身を包むスタッフが歓迎してくれました。


1人乗り電気自動車のCMOSは小型で機動性が高く、環境にやさしいモビリティであることから、短距離移動用に期待される車両とのこと。航空機の整備作業でオフィスと航空機の間を行き来する整備士がよく乗車するそうです


空港で働く車であるためか、座席の横に消火器が設置されているのが印象的でした。


飛行機へのコンテナやパレットの積み降ろしに使用するハイリフトローダーの96インチタイプ。全長は12.1m、全幅は3.2m。最高速度は15kmとかなりゆっくりな車ですが、一度にコンテナを2台も持ち上げることができるそうです。


JALの手に持つ・貨物搭載作業を担うグランドハンドリング業務で導入されているパワードウエア「ATOUN MODEL Y」は、腰の動きに追従してギアが回転してパワーアシストを発揮するとのこと。現地では実際に着用することもできます。


画像は「ステップカー」という階段つきの車両で、搭乗客が飛行機を乗り降りする時に使われます。直接飛行機に搭乗する施設がない駐機場で使われるとのこと。屋根つきと屋根なしの2タイプがあるそうですが、展示されていたのは屋根なしのオープンタイプ。


自衛隊ブース
海上自衛隊に所属するEOD(爆発物処理班)の水中処分員が、機雷掃海部隊の母船から現場に向かうために乗り込むEOD処分艇がこんな感じ。まるで2つのミサイルがくっついたような形をしていますが、実はゴムボート。最大6名まで乗ることができるそうです。


そして、これが陸上自衛隊に採用されている最新の戦闘装甲車である16式機動戦闘車。その名の通り、2016年に装備化されたそうです。水冷4サイクルの4気筒ディーゼルエンジンを搭載。105mm旋線砲・12.7mm重機関銃・74式7.62mm機関銃を装備しているそうです。


全備重量は約26tで、最高速度は時速約100km。路上での機動性に優れるほか、輸送機によって空輸することが可能なので、遠隔地にも迅速に展開できるとのこと。


撮影時、この16式機動戦闘車の前で航空自衛隊の女性添乗員によるトークショーが開催されていました。


ニコニコカーブース
自動車メーカーのスズキの協賛で、ニコニコ動画のイベントにかり出される「ニコニコカー」が展示されていました。


これはスペーシアカスタムをベースにしたバーチャルキャストカー。


バーチャルキャストカーはVtuberと画面越しに話すことができる機材を積んだカスタムカーで、ニコニコ町会議で行われる「Vtuberお悩み相談」を行うためのもの。会場ではにじさんじのメンバーと1対1で相談ができるイベントが開催されていて、めちゃくちゃ盛り上がっていました。


こちらもニコニコ町会議に出張するカラオケカー。ベースとなっているのはエブリイです。


カラオケカーの中はカラオケボックスのようになっていて、一人カラオケを思う存分楽しめるとのこと。このカラオケカーの前にも、早く歌いたくてたまらない参加者による長蛇の列ができていました。


超痛車天国 in ニコニコ超会議2019
ニコニコ超会議の中で最も数多くの車が集まっていたのが、この「超痛車天国」ブース。個人や企業による思い思いの痛車がたくさん並んでいました。その中でも最も異彩を放っていたのが、筑水キャニコムの「草刈り機まさお」をベースにした「GFPオリジナル草刈機 MASAO」です。


車体に書かれた「GFP」とは、農林水産省が推進する食品輸出プロジェクト。農林水産省とニコニコ動画とのコラボレーションで生まれた草刈機とのこと。


痛車の中でひときわキラキラと輝いて目を引いたのが、ニック斉藤さんのキャデラックCTSをベースにした痛車。サイドにあしらわれているのは「アイドルマスター シンデレラガールズ」のアナスタシアです。


後ろ姿はこんな感じ。


ボンネットにもアナスタシアが描かれていました。


ニック斉藤さんによると「ガラスのような透明感」を目指してカスタムしており、単にステッカーを貼るだけではなく、下地処理やコーティングにものすごく手間をかけたとのこと。カスタムにかかった費用は「1000万は超える」とのことで、その甲斐もあって側面に書かれているアナスタシアの瞳は光が当たると本物の瞳のようにキラキラと光ります。


1981年に発売されたスクーターのホンダ・ストリームを、ロムさんが「AKIRA」風にカスタムするとこんな感じ。バイクが置かれているブースにはびっしりとAKIRAの原作マンガのページが貼られていて、めちゃくちゃ目立っていました。


「さんをつけろよデコ助野郎!!」という劇中の名ゼリフが書かれていて……


フロント部にはスピーカーが埋め込まれていました。


「金田のバイク」風カスタムということで、ステッカーがたくさん貼られています。カスタムにかかった期間はわずか1カ月ほどとのこと。古いバイクでガソリンタンクが腐ってしまっていたようで、現状では残念ながら自走はできないものの、エンジンには問題がなかったのでもう少し手を入れれば走行可能になるそうです。


一緒に展示されていたジャケットは、古着屋で見つけてきた金田のジャケットに似たタイプのものに、ロムさんがなんと手書きでロゴと文字をあしらったそうです。


ウマ娘プリティーダービー」のサイレンススズカ仕様のヤマハ・TZR250RSゆきポメさんの痛車です。


カウルにはサイレンススズカのイラストがあしらわれています。サイレンススズカは実在した競走馬で、遅いデビューながら1998年の中山記念、小倉大賞典、金鯱賞、そして宝塚記念を1着でゴールするなどの成績を見せ、高い人気を誇りました。しかし、1998年の天皇賞(秋)で残念ながらレース中にケガを負い、予後不良と診断されてこの世を去った悲劇の名馬として知られています。


ゆきポメさんによると、サラブレッド馬の速さともろさを、軽量ハイパワーを求めてエンジン耐久性や燃費、乗り心地を犠牲にしたというTZR250RSにイメージを重ねて制作したとのことでした。


ギルティクラウン」の楪(ゆずりは)いのりがボーカルを務めるEGOISTをモチーフに、HALさんがカスタムした日産のダットサン240Z。ブラウンをベースにした色調に、サイドテーブルの上に置かれたブランデーも相まって、アダルトな雰囲気を醸し出していました。


ボンネットに描かれたいのり


サイドはこんな感じ。


グローブボックス上には「EGOISTix*fam」と刻まれていました。


ぜろひなさんのマツダ・RX-7 FD3Sは、「アイドルマスター シンデレラガールズ」の北条加蓮愛にあふれた仕様でした。


ちょうどニコニコ超会議2019の開催時は「アイドルマスター シンデレラガールズ」の公式投票イベントである第8回シンデレラガール総選挙の真っ最中。加蓮を力強くアピールして応援する一台となっていました。


ボンネットには加蓮のイラストが描かれ……


サイドにも加蓮の笑顔とサインがあしらわれています。


センターコンソールには3分の1サイズの加蓮がちょこんと座っているのが印象的。


また、助手席のエアバッグ部にはアクリルプレートが追加されていました。

見所ポイント其の弐

助手席から中を覗くとお洒落なプレートが????
エアバッグ部にアクリルプレートを追加しました

こちらの素敵な加蓮は霧都れいる様(@mistrail037 )からご提供頂きました????✨

出力は毎度お世話になっています
printhouseYAMATO様(@ph8010 )

ありがとうございました???? pic.twitter.com/ZoNuQwUfyT

— ぜろひな@ニコ超加蓮FD展示 (@zerohina)


車の横には「アイドルマスター シンデレラガールズ」おなじみのマスコットキャラクター、ぴにゃこら太のマットが敷かれていました。


そして、超痛車天国の片隅にとまっていた一台のスーパーカーは、新車であれば少なくとも3000万円はする458フェラーリ・458スパイダーでした。モチーフはドールメーカー・アゾンインターナショナルアサルトリリイ外伝です。


ボンネットはこんな感じ。


ボディは全体的にマットなブラックで、炎のパターンやアサルトリリィ外伝のキャラクターが描かれています。


フロントガラスの上に、アサルトリリィ外伝の4人がちょこんと座っていました。


運転席をのぞくと……


フェラーリの跳ね馬エンブレムがあしらわれて赤革が貼られた高級感のあるハンドルを、ドールが運転していました。

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in 取材,   乗り物, Posted by log1i_yk

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