取材

テレビで何度も見たあの「平成」と「令和」の書を拝んで平成に別れを告げてきました


約30年続いた「平成」は2019年4月30日に終わりを迎え、5月1日からは「令和」という新しい元号が始まります。平成の終わりを目前に幕張メッセで開催された「ニコニコ超会議2019」で、テレビの会見で官房長官が掲げた「平成」と「令和」の書が「超平成・超令和」ブースで展示されるというので、間近で見てきました。

超平成・超令和 | ニコニコ超会議2019 公式サイト
https://chokaigi.jp/2019/booth/cho_heisei.html

超平成・超令和ブースでは、Twitterの協力のもと、「平成最後の漢字一文字」という企画が開催されていました。


ここでは、その場で好きな一文字を筆で書き、壁に貼って共有することができます。鏡音リン・レンのコスプレをした参加者が、それぞれ「鏡」「音」としたためているところをパシャリ。


このブースでは有名ゲストが多数自分の書を貼り付けていたようで、Twitterで一部が公開されています。


そして、その「平成最後の漢字一文字」の隣で展示されていたのが「平成の書・令和の書」です。「だいたい本物」ということで、展示してある書は残念ながら本物ではないものの、単なるコピーではなく、国立公文書館に所蔵されている精密なレプリカとのこと。


「本物よりも厳重な(?)警戒体制」で展示されているとのことで、展示の横では警備員が見張っていました。しかし、ジャケットの下が運営スタッフのTシャツに見えるのは気のせいでしょうか……?


1989年1月7日、「新しい元号は、平成であります」という発表と共に小渕恵三官房長官(当時)が記者会見の場で掲げたのが、この平成の書。書家であり、総理府(現・内閣府)で辞令専門官を務めていた河東純一による揮毫(きごう)です。


そして、菅義偉官房長官が掲げた「令和」の書はこんな感じ。内閣府の辞令専門官で書家の茂住修身氏による揮毫。令和の「令」が手書き用の楷書体ではなく、活版印刷から生まれた明朝体で書かれているのが特徴的です。なお、令和を英語で表現すると「Beautiful Harmony」になるとのこと。


「平成の書・令和の書」ブースの横では、記者会見時と同じような背景と日本国旗と共に「平成」「令和」を掲げて記念写真を撮影できるフォトスポットが用意されていました。

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in 取材, Posted by log1i_yk

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