高さ約20cmの肉の塔がそびえ立つ「バーガータワー」をRICHGARDEN(リッチガーデン) 心斎橋本店で食べてきた

大阪市中央区西心斎橋・アメリカ村にある「RICHGARDEN(リッチガーデン) 心斎橋本店」は、「日常よりも少し贅沢な時間の提供」がコンセプトのハンバーガーショップです。パティにはつなぎを一切使用せず、アンガス牛と和牛牛脂のミンチのみを使用するなど、食材への徹底的なこだわりが特徴のハンバーガーメニューの中でも特にボリューミーなのが「BURGER TOWER(バーガータワー)」。バンズとバンズの間に12層もの具材をはさんで約20cmの高さにまで積み上げたハンバーガーは一体どんな食べ応えなのか気になったので、実際にRICHGARDEN 心斎橋本店に行って味わってきました。

心斎橋本店 | RICH GARDEN | アメリカンハンバーガーのリッチガーデン
http://richgarden2013.com/shinsaibashi/

リッチガーデンメニュー GRAND HAMBURGER
(PDFファイル)http://richgarden2013.com/shinsaibashi/menu_list/honten_menu_grand.pdf

「リッチガーデン 心斎橋本店」は大阪メトロ御堂筋線なんば駅から徒歩10分ほどの場所にあります。住所は「大阪府大阪市中央区西心斎橋2丁目13-5」です。


リッチガーデン 心斎橋本店に到着しました。

適度な照明に照らされた店内には大きめのソファが置かれていて、ゆったりとくつろげるリビングのような空間になっています。

テーブルを選んでから、目当てのバーガータワー(税込2500円)と比較のためのクラシックバーガー(税込850円)、ドリンクを注文します。

注文してから5分ほどでバーガータワー(左)とクラシックバーガー(右)が運ばれてきました。

横から見ると、バーガータワーとクラシックバーガーのボリュームの差がよく分かります。

自立するのが困難な高さなので崩れてしまわないように、スチール製のくしで固定されていました。

(PDFファイル)メニューで高さが「約20cm」とうたわれており、実測でも18cmと、ハンバーガーとしてはかなり迫力のある大きさ。

バーガータワーは中間のバンズをはさんで大きく2段に分かれています。上の段には、アボカド・ベーコン・ビーフパティ・スライストマト・レタスの5つの具材が挟まっていて……

下の段にはチーズとパティが2層ずつと、トマト＆レタスの6つの具材が挟まっていて、バンズを含めて合計12層の具材がサンドされているというわけです。さらに、バーガータワーの麓はフライドポテトで埋め尽くされていました。

バーガータワーには通常のバーガーの2つ分のバンズが使用されているので、具材を挟んでいるバンズとは別に、上の部分のバンズがもう一つ付いています。

到底かじりついて食べることはできないので、食べ方をお店の人に聞いてみたところ、上から取り外してナイフとフォークで食べる客が多いとのこと。さっそく上の段から順に攻略していきます。スライスされたアボカドの上と、ベーコンとビーフパティの間にはマヨネーズソースがたっぷりかかっていて、マヨネーズの酸味とコクがアボカドのバターのような味わいと、お店で燻製にしているというベーコンのスモーキーなうまみを引き立てています。粗びきビーフ100％のパティには肉汁が詰まっていて、ハンバーガーのパティというよりステーキのようにジューシーです。

タワーが途中で倒壊してしまったので、ナイフとフォークを使うスペースを確保するのがちょっと大変でした。

続いて、チーズとパティが2層ずつ重なった下の段にチャレンジしていきます。

下の段にはもうひとつ付いていた上半分のバンズを乗せてみました。これなら分解しなくても食べることができます。かじりついてみると、2枚のビーフパティからどばっとあふれ出してくる肉汁と、とろとろに溶けたチーズのこってりとしたコクが絡んで、上の段よりもさらに濃厚に「肉を食べている」感覚を味わうことができました。

バンズにはステーキソースがたっぷり染みこんでいます。このステーキソースは味付けが濃くてシャープな塩みがあり、さらにハーブと黒コショウのスパイシーさがピリッと効いていて、口いっぱいに広がる肉汁と溶けたチーズの味わいを一層際立たせていました。

この「BURGER TOWER(バーガータワー)」は、マヨネーズソースとアボカドやベーコンのバラエティ豊かな風味が楽しめる上の段と、スパイシーなステーキソースが2段重ねのビーフパティとチーズの味わいのコントラストになっている下の段でまったく違った味わいになっているので、ただ具材を重ねただけのインパクト狙いのバーガーとは一線を画すリッチなハンバーガーになっていました。ひとりで挑戦しても最後まで飽きずに食べられますが、2人でシェアすることも可能なので、全部食べきれるか自信がない人は友達や家族と行って注文するのもオススメです。