金木犀の儚く甘い香りを年がら年中楽しめる「金木犀の花びらジャム」試食レビュー

秋になると花をかすめる金木犀の香りを楽しみにしている人も多いはず。1年のうちわずかな期間だけ楽しめる金木犀の甘い香りを、ジャムにして瓶に詰めたのが「金木犀の花びらジャム」です。口の中にあのよい香りでいっぱいにできるなんて夢のよう……ということで、実際に購入してたべてみました。
- 南アルプスのジャムとクッキーの店「カーサ・デラ・マルメラータ」金木犀の花びらジャム。
http://marmellata.shop-pro.jp/?pid=30894443
これが「金木犀の花びらジャム」

瓶の高さは全長123.8mmのiPhone SEの半分くらい。

内容量は110gで、ビートグラニュー糖(てんさいグラニュー糖)、きんもくせいの花びら、ゲル化剤(ペクチン・りんご由来)、クエン酸、ビタミンCなどが入っています。

フタを開けるとこんな感じ。小さな金木犀の花びらがジャムの中に浮かんでいて、飾っておきたくなる美しさです。

ジャムというよりはゼリーのようにプルプルしているので、まずはそのままで食べてみたところ、甘さはジャムのそれでした。「金木犀の花びらジャム」という名前から金木犀の香りで口がいっぱいになるのかと思っていたので、りんごのような甘酸っぱい仕上がりのジャムに若干の肩すかしを食らいます。

しかし、お湯に溶かして飲んでいると、ふわ~と淡い花の香りが鼻を抜けていきます。秋に街を歩いていて「どこからかいい香りが……何だろう?」と鼻をきかせても出どころがわからず香りは消えていく……という儚さそのものが再現されており、何というか上品。「口いっぱいに金木犀を詰め込みたい」という野望に対し「この儚さこそが金木犀なのだ……」と伝えてくるかのようなジャムでした。

紅茶に入れると花びらが目立たず見た目は普通なのですが、ほんのりと花の香りがするフレーバーティーが楽しめます。

ヨーグルトに入れてもOK。かけるだけで食べ物がロマンチックな見た目になるので、贈り物にもよさそうです。

ただしトーストにつけると完全に果物のジャムで、小麦粉のよい香りに金木犀が負けてしまうので、ちょっともったいない感じがしました。

なお、金木犀の花びらのジャムは税込648円となっています。
- 南アルプスのジャムとクッキーの店「カーサ・デラ・マルメラータ」金木犀の花びらジャム。
http://marmellata.shop-pro.jp/?pid=30894443
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