無料でムービーのサムネイル画像を自動生成して中身がすぐにわかるようになる「SceneExplorer」
PCに大量のムービーファイルを保存していると、再生するまでどういうムービーなのかがわかりづらいため、目的のムービーを見つけ出すのはかなり大変です。「SceneExplporer」は大量のムービーファイルからサムネイルを自動で生成し、視覚的に目的のムービーを瞬時に見つけ出すことができるソフトで、無料かつインストール不要で利用することが可能です。
GitHub - ambiesoft/SceneExplorer: Exploring video files by viewer thumbnails
https://github.com/ambiesoft/SceneExplorer/
GitHubのリリースページにアクセスし、今回は記事作成時点で最新バージョンであるバージョン1.19.13をダウンロードします。「SceneExplorer-1.19.13.exe」をクリックし、ダウンロードして保存。容量は25MBです。
SceneExplorerはインストール不要のフリーソフトです。保存した「SceneExplorer-1.19.13.exe」は自己解凍圧縮ファイルなので、ダブルクリックするだけで解凍が可能です。SceneExplorerを起動するには、フォルダ内にある「SceneExplporer.exe」をダブルクリック。
SceneExplporerを起動するとこんな感じ。
まずはムービーファイルを置いたディレクトリを指定します。ウィンドウ上部のメニューバーから「ディレクトリ」をクリックして、「ディレクトリを追加」を選択します。
今回はムービーファイルをまとめた「movie」フォルダを選択し、「フォルダーの選択」をクリック。
すると、ウィンドウの右欄に選択したディレクトリが表示されるので、ディレクトリを右クリックして「選択中のディレクトリをスキャン」を選択します。
すると、以下のようにムービーのサムネイルが3枚ずつ自動で生成されます。例えばWindows Explorerでムービーファイルのサムネイルを表示させても1枚だけで、サムネイルからムービーの内容がいまいちつかめないことがよくあります。SceneExplorerだと複数サムネイルでムービーの流れが大まかにわかるため、どういうムービーなのかをより具体的に把握し、管理することができます。
デフォルトの状態だと生成するサムネイル数はムービー1つにつき3枚ですが、設定で5枚に変更することができます。キーボードのF8キーを押すとオプションが立ち上がるので、オプションの上から4番目にある「最大サムネイル数」を5に変更し、「OK」をクリック。そして、ウィンドウの左上にある再読込ボタンをクリックします。
すると、サムネイルが5枚ずつ生成されました。サムネイルの枚数を増やすことで、ムービーの中身をより具体的に把握することができました。
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