大量のムービーを複数の画像を使って簡単に管理できる「Video Hub App」レビュー
PCやタブレットに大量のムービーファイルを保存していると、目的のムービーを見つけ出すことが難しい場合があります。「Video Hub App」はそんな大量のムービーファイルを簡単に管理し、ビジュアルを利用して目的のムービーを瞬時に見つけ出すことができるアプリです。本当に簡単に大量のムービーファイルをわかりやすく管理できるのかどうか、実際に使って試してみました。
Video Hub App - Browse, search, organize, and preview your videos
https://videohubapp.com/
フォルダ内にたくさんのムービーファイルが保存されている場合、わかりやすいファイル名をつけていないと、1つ1つ再生して中身を確認しないと目的のものにたどり着けないことがあります。
たとえ縮小版(サムネイル)を表示する設定にしていても、特徴的な部分がサムネイルにならないと、わかりにくいことがあります。
そんな大量のムービーファイルを簡単に管理したい人向けのアプリが、Video Hub Appです。
Video Hub AppはWindows・Mac・Linuxで動作します。公式サイトから「DOWNLOAD」をクリックすると……
ダウンロードページが開きます。無料版では50個までのムービーファイルが管理可能で、3ドル50セント(約390円)の有料版では無制限のムービーファイルが管理可能。今回は無料版でVideo Hub Appの機能を試してみることにします。無料版の「Demo」ボタンをクリック。
「ファイルを保存」をクリック。
ダウンロードしたインストーラーを起動すると……
セットアップが始まります。
インストールが完了したら「完了」をクリックし、Video Hub Appを開きます。
起動画面はこんな感じ。
まずは、管理するハブの名前を入力します。
続いて管理したいムービーフォルダを選択します。「Select video directory」をクリック。
管理したいフォルダを選択し、「フォルダーの選択」をクリック。
続いて、管理画面に表示する画像の大きさを選択します。初期設定では100ピクセルとなっていますが……
50ピクセル・75ピクセル・100ピクセル・150ピクセル・200ピクセル・250ピクセル・300ピクセルといった複数のサイズから選ぶことが可能。実際にどの程度の大きさのスクリーンショットが管理画面に表示されるのかは、右側の四角を見ればわかります。
基本的な設定を終えたら「Creat the Video Hub」をクリック。
Video Hub Appが管理用のスクリーンショットを抽出するため、しばらく待ち時間が発生します。今回は34本、合計5GBほどのムービーファイルをVideo Hub Appで管理しようとしたところ、およそ2分ほど時間がかかりました。Video Hub Appで管理できるムービーのファイル形式はavi・divx・flv・hevc・m4a・m4v・mkv・mov・mp2・mp4・mpe・ogg・rm・vob・webm・wmvとなっています。
サムネイル作成が完了したあとの管理画面はこんな感じ。
サムネイル上には映像解像度(「1080」など)と再生時間、サムネイルの下にはファイル名とファイルサイズが表示されています。
表示されているサムネイル上でカーソルを動かすとサムネイルが切り替わります。これは、Video Hub Appが1枚のムービーに対して内部から10枚のサムネイルを抽出しているためで、1枚目のサムネイルでは内容がぱっとわからない場合でも、カーソルと動かすと他のサムネイルが確認できて中身が把握できます。
「Video Hub App」でサムネイル切り替えてみた
内容が気になった場合は、サムネイルをクリックすると……
PCで設定されているムービー再生ソフトによるムービー再生が始まります。
目的のファイル名がわかっている場合は、右側の検索バーにファイル名を打ち込めば……
該当するファイル名のムービーファイルを検索することも可能。
画面上部の「+」ボタンをクリックすれば……
サムネイルを大きくすることが可能。「-」をクリックすればサムネイルが小さくなります。
上部の四角が横に2つ並んだアイコンをクリックすると……
ムービーのサムネイルが全て横一列に並んだ表示形式に切り替わりました。Video Hub Appでは、自分の思うがままに表示形式を変更し、ムービーをビジュアル的に管理することが可能です。
実際にVideo Hub Appでムービーファイルを管理する様子のムービーがこれ。
ビジュアル的にムービーファイルを簡単管理できる「Video Hub App」レビュー
大量のムービーファイルを保存しているという人だと無料版の「50個まで」という制限がちょっと厳しいかもしれませんが、使い勝手はかなりいいので、ファイル名だけでは管理しきれないという場合には、導入を検討する価値はアリです。
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