メモ

ドローンによる妨害で空港の滑走路が使用不可能になり全便欠航となる事態が発生

by Lee

ロンドン・ヒースロー空港に次ぐ2番目の規模を誇るロンドン・ガトウィック空港で、ドローンが空港敷地内に侵入したことにより滑走路が閉鎖され、一部の便が欠航になる事態が発生しています。閉鎖は一時解除されましたが、再びドローンが見つかったことにより再度の閉鎖が行われ、以後、出発・到着問わず全便が欠航になるなど影響は広範囲に及んでいます。サリー州警察によると、ドローンは偶然迷い込んだのではなく「計画的なもの」だとのことです。

Home | Gatwick Airport
https://www.gatwickairport.com/


Gatwick airport drone disruption: Runway closes for second night after 'more than 50 sightings' over airfield | London Evening Standard
https://www.standard.co.uk/news/transport/gatwick-airport-drones-hunt-for-pilot-continues-as-armed-forces-deployed-to-help-police-combat-a4023196.html

Gatwick airport delays: Army called in to help battle drone chaos with flights grounded for at least 33 hours | The Independent
https://www.independent.co.uk/news/uk/home-news/gatwick-airport-live-updates-flight-delays-latest-drones-airlines-cancellations-christmas-travel-a8691976.html

協定世界時12月19日21時3分(日本時間12月20日6時3分)ごろ、ロンドン・ガトウィック空港の敷地内にドローン2機が侵入。およそ1時間半が経過してから、公式Twitterにそのお知らせが掲載されました。


このあと、20日3時すぎにいったん滑走路の閉鎖が解除されたものの、再びドローンが確認されたため、3時45分に再閉鎖が決定。以後、閉鎖は続いており、すでに12万人以上の乗客に影響が出ています。なお、影響を減らすために、他の空港で夜間の飛行制限を緩和する措置が執られています。

それでも、ウェールズのカーディフ空港では着陸の順番待ちに90分もかかったことが報告されています。この便に乗り合わせた@Marylsokariariさんによれば、自分の便の前に4機が順番待ちしていたとのこと。


アイルランドのベルファストからガトウィックに向かっていたDan Bladenさんは、ダイバート(目的地外着陸)のためバーミンガムに降りることになったそうです。


これはドローンではなく、空港上空を警戒する警察のヘリコプター。


12月21日に入っても状況は改善されておらず、ガトウィック空港の広報担当者は「滑走路の閉鎖解除については何の情報もありません」と語っています。

ドローンの目撃は50件以上に上っていて、警察と軍が協力して対応策を練る事態となっています。なお、「ドローンを撃墜する」という選択肢は、流れ弾による被害などを考慮すると選べないとのこと。ドローンは測量宅配でも活用されるようになっているだけに、こうした事件はとても残念です。

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in メモ,   乗り物, Posted by logc_nt

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