Microsoftの次世代Xbox「Anaconda＆Lockhart」など、Microsoftの次世代ゲーム戦略に関するウワサまとめ

by wu yi

Microsoftは2020年までに次世代コンソール、つまりはXbox Oneの後継機をリリース予定とウワサされているのですが、その次世代端末のコードネームが「Anaconda」および「Lockhart」となるとMicrosoft関連のニュースを中心に取り扱うWindows Centralが報じています。

What are Xbox 'Anaconda' and 'Lockhart'? Here are the latest next-gen Xbox rumors we're working with. | Windows Central
https://www.windowscentral.com/what-does-next-gen-look-xbox-here-are-latest-rumors

2018年後半になって複数のゲーム開発スタジオを買収しているMicrosoftは、買収により独自のゲームタイトルを拡充し、Xboxプラットフォームの魅力を高めようとしています。

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さらに、いつでもどこでもどんな端末からでもストリーミングでマシンパワーを必要とするようなゲームもプレイできるようにする、というサービス「Project xCloud」も発表しており、Xboxプラットフォームのゲームをあらゆる端末でプレイできるようにすることをMicrosoftは計画しています。一部の報道によると、MicrosoftはProject xCloudをゲーム版のNetflixのような「ゲームプレイし放題」サービスとすることで、ゲームに対して一般ユーザーが抱く参入障壁の高さを少しでも低くすることを狙っているそうです。

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そんな中でもMicrosoftは独自のコンソールを開発中で、その一部に関するウワサをWindows Centralがまとめています。

◆ディスクレスのXbox One
最も直近に登場すると目されているのがディスクレス版のXbox One。2019年初にも登場すると予想されており、登場と同時にMicrosoftは小売業者を介して、物理ディスク版のゲームをダウンロード版に変換するための「ディスクツーデジタルプログラム」をスタートすると報じられています。

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◆Xbox Anaconda＆Lockhart
Windows Centralが入手した情報によると、2020年のホリデーシーズンのリリースを目指して、Microsoftは2台の新型コンソールを開発中とのこと。Xbox One Sで成功した「安価でスリムなモデル」とXbox One Xのような「ハイエンドモデル」の2モデルが準備されているそうです。Xbox One Sの後継機的な立ち位置となる端末のコードネームは「Lockhart」、Xbox One Xの後継機的な立ち位置となる端末のコードネームは「Anaconda」と呼ばれており、Anacondaは開発者向けキットとしても役立つ予定とのこと。

Lockhartは手ごろな価格で入手でき、かつXbox One Xと同等のハードウェアを搭載することとなる模様。対するAnacondaはより強力なマシンパワーを持っており、最先端のコンソールゲーム体験を提供できる高価なモデルになるとのこと。情報源によると、MicrosoftはAnacondaのストレージにSSDを採用するなど、ゲームデータの読み込み時間を大幅に短縮するための方法を模索しているそうです。

◆GameCore
GameCoreは、開発者がXboxの次世代コンソールだけでなく、Windows 10搭載PCでも動作するゲームを作成しやすくするためのプラットフォーム。両方のプラットフォーム上で動作するゲームを開発するためのゲームスタジオが行わなければいけない作業量を削減するためのものです。詳細はほとんど不明ですが、2019年初頭のGDCやMicrosoftのビルドカンファレンスなどの中で詳細が発表されるものと予測されています。

Microsoftの次世代ゲーム関連プロジェクトはフィル・スペンサー氏により監督されており、Microsoft全体の戦略の一部として機能する見込み。過去数年間、ゲーム業界でXboxは苦境に立たされてきましたが、多数の技術革新および多額の投資により、これまで以上の成果を挙げられるはずとWindows Centralは記しています。