取材

世界最大級のゲームイベント「BlizzCon 2018」が開幕、Blizzardゲーマーたちの熱狂具合を現地レポ


Blizzard Entertainment(ブリザード)が開催するゲームイベント「BlizzCon 2018」が現地時間の2018年11月2日(金)に開幕します。ブリザード・ファンの聖地アメリカ・アナハイムで、世界中のゲームファンから注目を集める祭典に今年もGIGAZINEは参加中。記事は随時アップロード予定です。

BlizzCon 2018
https://blizzcon.com/en-us/

◆開幕前日の会場
BlizzCon 2018開幕前日に、会場となる「Anaheim Convention Center」前に到着。


フードトラックも待機して、準備は万全の模様。


パスと特典の受け取りに、多くのブリザード・ファンが駆けつけていました。


建物にデカデカと掲げられたBlizzConのフラッグ。


路上でピンバッチを売る人。


ここでしか手に入らないレアなグッズのやり取りがされているようです。


今年からセキュリティが厳しくなり、ボディチェックや手荷検査が厳重に行われます。数万人が集まる大規模なイベントでは安全面への配慮が欠かせません。


ということで、前日の会場はなごやかな雰囲気でした。


なお、BlizzCon 2018開幕に合わせる形で、PC版「Destiny 2」が無料配信となっています。無料ダウンロード期間は2018年11月18日までなので、気になる人は急ぐべし。

Celebrate the anniversary of Destiny 2's PC launch with a free game download.

Claim your free gift on Blizzard https://t.co/roHUYkBnm4 now through November 18th! pic.twitter.com/oY10tz8vJh

— Destiny The Game (@DestinyTheGame)


◆開場
そして翌朝になり、いまや遅しと開場を待つ行列。朝7時30分の時点でこの大行列です。


金属探知機が備え付けられており、列に加わる前にもセキュリティチェックが行われます。


先頭のゲーマーたちは、すでに興奮を抑えきれない状態。


いよいよ1年で最大のお祭りが始まるというわけです。


一足早く、会場に向かうとセキュリティチェックが行われていました。カバンのすべてのポケットまでチェックされる厳重ぶりでした。


地下1階のホールE


ここには、ブリザードファン垂涎のオリジナルグッズを販売する「BlizzCon Store」があります。


開場前で巨大なスペースがありますが、奥に見えるのは壁一面にずらりと並ぶレジ。この巨大空間にレジ待ちする人が並ぶことになるというわけです。


ガラスケースにグッズが展示されていました。


新型のバックパック。


オーバーウォッチのグッズ


そして、Nintendo Switchに登場することになった「ディアブロ3」モデルもありました。


BlizzConのお楽しみの一つである、精巧なフィギュア。


その造形美に多くのファンが足を止めます。


BlizzConのキーノートスピーチ(基調講演)が行われるホールDの「Mythic Stage」。1万人以上を収容する会場には、これでもかというほどの椅子が並べられていました。


◆オープニングセレモニー
オープニングセレモニーは現地時間2018年11月2日午前11時(日本時間の11月3日午前3時)に始まりました。


オープニングの基調講演では、Blizzardを初期から支えたマイク・モーハイム前CEOから、新CEOのアレン・ブラック氏へとバトンタッチが行われました。


「Heroes of the Storm」では、新キャラ「Orphea」が発表されました。


初のHeroes of the StormオリジナルキャラとなるOrpheaのトレーラーは以下から。

Heir of Raven Court - YouTube


OppheaはBlizzCon 2018参加者とバーチャルチケット購入者は無料で利用可能です。


「World of Warcraft」のシネマティックトレーラー「Lost Honor」が公開されました。

Cinematic: "Lost Honor" - YouTube


オーバーウォッチは、マクリーのショートアニメを公開。

短編アニメーション「REUNION」 | オーバーウォッチ - YouTube


その後、新キャラ「アッシュ」が発表されました。

オーバーウォッチ新ヒーロー「アッシュ」登場、オムニック「ボブ」を召喚可能 - GIGAZINE


なお、アメリカではオーバーウォッチに登場するシリアル「Lucio-Oh's」がリアルに発売されることに。

Overwatch never tasted so good! ????????

Get into the daily groove and boost your breakfast with Lúcio-Oh's. pic.twitter.com/gIo7xAswC4

— Overwatch (@PlayOverwatch)


ハースストーンでは、新拡張「天下一ヴドゥ祭」が発表されました。もちろん、天下一武道会へのオマージュです。

天下一ヴドゥ祭 - ハースストーン
https://playhearthstone.com/ja-jp/expansions-adventures/rastakhans-rumble/

「天下一ヴドゥ祭」トレーラー | ハースストーン - YouTube


新拡張は135枚のカードがあり、すでに16枚が公開されています。先行購入バンドル版は50枚のカードパック版(6000円)と17枚のカードパック版「挑戦者バンドル」(2400円)の2種類です。


天下一ヴドゥ祭 - ハースストーン | Blizzard Shop
https://us.shop.battle.net/ja-jp/product/hearthstone-rastakhans-rumble

そして、基調講演の最後にはDiabloからはスマートフォン向け「Diablo Immortal」が発表されました。

あのDiabloがスマホゲーム「Diablo Immortal」として登場 - GIGAZINE


◆BlizzCon 2018会場
ゲームごとに分かれたブースはどこもあふれんばかりのゲーマー。


トークショーはどの会場もほぼ満席です。


各ゲームのプレイエリアはオープニングセレモニーで発表された新コンテンツを試せるとあって、長蛇の列ができるほど。


コラボブースもBlizzConならでは。オーバーウォッチはレゴとコラボしていました。


レゴと記念撮影することも可能。


写真はその場で即プリントしてもらえます。


みんなで壁にレゴを使ってお絵描き中。


小さなピースを協力して組み込んでいました。


壁に描かれた翼は……


こんな感じで格好の撮影スポットに。


極めつけは、オーバーウォッチ世界大会会場のアリーナ前に飾られた、巨大なレゴ。


もちろんレゴで作られています。いったい、どれくらいの労力がかかったろうと想像すると、頭がくらくらするレベルです。


ゲーミングPC御用達のASUSブース


NVIDIAのMax-Q対応のゲーミングマシンや……


NVIDIA GeForce RTX 2080・SLI仕様のゲーミングデスクトップPCでプレイできます。


さらにはASUSのゲーミングスマートフォン「ROGフォン」もあり。


会場はそこかしこにBlizzardコンテンツのポスターが掲げられており、記念撮影する人が多数。


コスプレイヤーも壁紙の世界に溶け込んでいました。


そして、BlizzConを彩るのは、さまざまなコスチュームに身をまとうコスプレヤーたち。


Blizzardワールドにどっぷりとつかったコスプレイヤーは、見る人をも大いに楽しませてくれました。


ノースホール2Fには、よりユーザー体験にフォーカスを当てたブースが展開されていました。これは「PNTRADING」というブース。


壁にあるピンバッジを、自分のものと交換する場所。実質的にユーザー同士のピン交換になっています。「あのピンをゲットしよう!」と、みなが列に並びながら思案しているようでした。


「TOY CAPSULE -DEPOT-」


真剣にカプセルをゲットしていました。


オーバーウォッチを体験するブース。


新キャラ「アッシュ」の相棒、ボブもいました。


BlizzConの最も魅力的な点のひとつが、ゲームクリエイターと触れ合う場所が、そこら中に用意されているところ。


サインをもらいつつ談笑し、中には感激のあまり涙を浮かべるゲーマーの姿が見られました。


◆インタビュー
BlizzConはゲーム開発者の生の声を聞ける絶好のチャンス。ということで、「ディアブロ」「オーバーウォッチ」「ハースストーン」という日本でもおなじみの3タイトルのゲーム開発者にいろいろ話を聞きました。

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そして、オーバーウォッチワールドカップは、韓国チームの3連覇で幕を閉じました。

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in 取材,   動画,   ゲーム, Posted by darkhorse_log

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