ノートやメモ帳に眠るイラストをTwitter連携で気軽に投稿できるお絵描きSNS「かべうち」
メモ帳やスケッチブックになんとなく描いたイラストや、Twitterで公開しないままPCに眠るラフ絵を気軽にアップロードできるサービス「かべうち」が公開されています。Twitterのアカウントさえあれば利用することができ、アナログのイラストでもスマートフォンのカメラを使って直接公開することが可能。また、Twitterと違い、公開したイラストが即時に不特定多数にさらされることがないため、クリエイターも安心して落書きやラフスケッチを公開することができるSNSとなっています。
かべうち~気軽にお絵描き、気軽にアップ
https://kabe-uchiroom.com/
#かべうち 最終調整が思った以上に時間がかかり公開時間が遅れ申し訳ございません…!大きな問題が起こらない限り本日17時より公開とさせていただきます!準備が完了いたしましたらこちらにURLを貼ります
— かべうちのなかのひと運営 (@kabe_uchi_room) 2018年9月27日
スマホ版のかべうちの主な操作方法はこちらです!※アプリではありません、ご容赦ください! pic.twitter.com/9VktjO44Hu
「かべうち」はPC・スマートフォンからアクセスできます。今回はスマートフォンから利用してみました。「Twitter認証で始める」をタップ。
Twitterの連携認証画面が表示されるので、「連携アプリを認証」をタップします。
認証に成功すると、自分のTwitterアイコンと名前、IDが表示されます。イラストをアップする場合は、画面下部から「投稿」をタップ。
投稿画面はこんな感じ。一度にアップできるイラストはJPEGもしくはPNGファイルで最大6枚もしくは合計15MBまで。コメントは最大210文字まで入力できます。また、イラストのみ・イラストのみの投稿も可能。イラストをアップする場合は、点線四角の部分をタップします。
あらかじめ保存しておいた画像やイラストを公開することができるほか、アナログのイラストをその場で撮影してアップロードすることも可能です。今回はメモ帳に描いた絵をアップするため、「写真またはビデオを撮る」を選択。
メモ帳に描いたイラストをそのままカメラで撮影して……
イラストに添えるコメントを入力します。イラストの閲覧制限を「全年齢」「R-18」「R-18G」から選択し、「この内容で投稿する」をタップ。
アップロードに成功すると、「アップロードしました」と表示されます。自分のタイムラインを確認するには、画面下部から「ホーム」を選択します。
コメントともに、イラストが投稿されているのが確認できました。「かべうち」ではイラストに返信コメントをつけることはできませんが、「いいね」を送ったり、ブックマークに登録したりすることができます。
また、連携しているTwitterアカウントから「かべうち」のアカウントを告知することができます。「ホーム」上部に表示される自分のアカウントの「Tweet」をタップ。
検索すれば誰でもアカウントを閲覧・フォローが可能なTwitterと異なり、「かべうち」では、Twitterなどで共有されたURLにアクセスするか、IDとなる数字の部分をPC版で検索しなければ閲覧やフォローができません。そのため、自分の投稿したイラストが即時に不特定多数にさらされる心配はありません。ただし、Twitterのように鍵をかけてアカウントを非公開にすることはできないので注意が必要です。
「かべうち」は記事作成時点ではベータ版となっていますが、正式版では応援したいクリエイターに投げ銭ができる「差し入れ」機能も追加される予定とのこと。毎月定額を寄付するシステムではなく、好きな時に差し入れできるシステムになるとのことで、クリエイターにプレッシャーを与えず支援することが可能になります。
【夏休みなので情報解禁】スケブに残っている絵や落書き絵をサッとアップできるサービス「かべうち」を8月中にローンチ予定!なんとクリエイターにちょっとした「差し入れ(投げ銭)」ができるシステムも…!?まだまだ開発中!応援よろしくお願いいたします!#絵師さんとつながりたい #投げ銭 pic.twitter.com/Qt7bKLeTcQ
— かべうちのなかのひと運営 (@kabe_uchi_room) 2018年7月24日
「かべうち」は、細かいタグや公開範囲の設定をしなくても、簡単にイラストを公開できます。「思いの外うまく描けたけど、落書きだからTwitterに公開するのも気が引ける」というようなイラストを、Twitterのタイムラインに直接アップすることなく気軽に公開できるのはうれしいところ。また、お気に入りのクリエイターのアカウントを登録しておけばクリエイターの手描きイラストや落書きを見ることができるため、イラストを閲覧するファンにとっても役立つサービスといえます。差し入れ機能の実装も含めて、今後の「かべうち」のバージョンアップにも十分期待できます。
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