イラストの描き方をムービーで細かく解説してもらえるアプリ「Palmie」
無料でPCを使ったイラストの描き方を細かく解説してもらえ、イラストを描く際の細かな工程も実際に見られるようになっているお絵描き上達支援アプリが「Palmie」です。
iTunes の App Store で配信中の iPhone、iPod touch、iPad 用 イラストの描き方が無料で学べる!Palmie(パルミー)
https://itunes.apple.com/jp/app/id928827665
「Palmie」はApp Storeから無料でインストール可能。
インストールが完了したら「開く」をタップしてアプリを起動します。
起動画面はこんな感じで、現在Palmieで公開されているレッスンムービーは9本。1番下に表示されている「身体の描き方講座(ラフから仕上げまで) by shori」を試しにタップしてみます。
「身体の描き方講座(ラフから仕上げまで) by shori」は、アタリの取り方を中心に人物を描く際のポイントを教えてくれるムービーとのこと。実際にムービーを再生するには「さっそくやってみる」をタップ。
すると、レッスンムービーと、おおまかな工程が書かれたページに移動します。
「STEP0」にはイラストを描いた人の制作環境が記されており、以降のSTEPではムービー中ではどんなことを行っているのかが簡単に書かれているので、これはレッスンムービーの目次的な役割を果たしています。また、各STEPの横にある「Play」をタップすれば、そのSTEPの解説部分からムービーを見ることも可能。
そんなわけで実際にムービーを再生してみました。
「身体の描き方講座(ラフから仕上げまで) by shori」で見本として作成するのはキュアハニーのイラスト。
まずはアイデア出しで自分の描きたいイラストを考えます。
続いて立体の感覚をつかみ、構図を確認するために線の塊でイラストをカキカキ。
人物の全体が入るように描き、関節は丸、腕や足は棒のような長方形を重ねて描くのがポイント、とのこと。
次に下書きを作成します。塊を透過してその上に下描きをどんどん描いていけばOK。
ぐちゃぐちゃに塗りつぶされただけの線の塊が、徐々にキュアハニーに変化していきます。
ラフな下描きを終えたら、もう一度線を透過してよりきれいな線で下描き。
これで下描きは完成。
次に下描きから線画を作成します。
下描きを透過して上からきれいに線をカキカキ。
顔もクッキリハッキリ
続いてマスクを作成。
範囲選択で……
肌や髪の毛、洋服など大まかに色を塗り分けていきます。
そして簡単な色づけも実行。
さらに細かい修正や影つけなどを行い、イラストのクオリティを少しずつ地道に上げていきます。
最後は背景と色調調整を行いイラストが完成。実際のムービーは11分程度あり、「この作業を行う際はこのツールを使って……」といった具合に、より詳細にイラストを描く際の工程とコツを説明してくれます。
なお、「Palmie」のYouTubeアカウントにはアプリ内で見られるレッスンムービーが公開されており、アプリをインストールしなくてもムービーが見られるようになっています。
Palmie - YouTube
サイバー風のイラストの描き方 by ささもとろこ - YouTube
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