「猿の惑星」監督の新作SF、地球外生命体に支配された10年後のシカゴを描く「CAPTIVE STATE」の予告編が公開中
「猿の惑星:創世記(ジェネシス)」の監督を務めたルパート・ワイアット氏が2014年以来のメガホンをとった、地球外生命体に支配された10年後のシカゴを舞台にしたSF映画「CAPTIVE STATE」の予告編が、YouTubeで公開されています。
CAPTIVE STATE - OFFICIAL TEASER TRAILER [HD] - In Theaters March 2019
ホワイトハウスが映し出され……
「私たちが団結したこの国は、強い」というモノローグ。
言葉に続いて武装した軍隊の映像が流れます。
10年後のシカゴは、今と変わらず高層ビルが建ち並んでいるようです。
町の中には、「PEACE UNITY & HARMONY(平和な連合と調和)」という標語が書かれた垂れ幕が飾られています。
何かを熱心に祈る男性の姿。
少年は眠れないのか……
ベッドに横たわったまま目を開いています。
10年後のシカゴの失業者数は……
歴史的にも最低水準だとのこと。
工場のような施設では、マスクを付けた人々が忙しそうに働いています。
貧困もまた……
10年後のシカゴでは撲滅されているそうです。
ビルが建設され……
近未来的な設備が整えられている模様。
犯罪については……
「存在しない」とまで言い切っています。
文言をそのまま取れば、まさに理想的な国家。
そんな10年後のシカゴに住む人々は……
いったい何を思っているのでしょう。
スタジアムを行進する楽隊。
海を見つめる少年は遠くの空に飛行する奇妙な物体を見つけ……
不審そうな顔つきです。
「感謝を捧げましょう」というモノローグ。
それに追従するかのように、演説者に対してスタンディングオペーションが送られます。
素晴らしい言葉とは裏腹に、映し出される映像はどこか監視社会や……
強権的な統治を匂わせます。
繰り返される「感謝を捧げましょう」という言葉。
スタジアムに詰めかけた観衆は熱狂し……
空を見上げて何かを待ち構えている様子。
「感謝を捧げましょう」
町の中で住人が強制的に連行されているシーンが映ります。
目出し帽をかぶった集団に連れ去られた人々は、いったいどうなってしまうのでしょうか。
首輪をはめられ……
必死に叫ぶ男性。
ガスマスクのようなものを装着した男性は、いったい何者なのか……。
空を飛ぶ光る物体に、犬が吠えています。
人々が胸に手を当てて敬意を表しているのは……
スタジアムの上空に飛来した巨大な岩石のような物体でした。
「CAPTIVE STATE」は2019年3月29日にアメリカで公開が予定されており、日本での公開予定は未定となっています。
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