インドにオープンした直後のIKEAのレストランでイモムシの混入が見つかって罰金処分を受ける

インドでオープンしたばかりのIKEAのレストランで、客に提供された料理の中にイモムシが混入していたことが判明し、衛生当局から罰金処分を受けるに至っています。

Caterpillar found in IKEA's veg biriyani in Hyd, authorities issue fine of Rs 11,500
https://www.thenewsminute.com/article/caterpillar-found-ikeas-veg-biriyani-hyd-authorities-issue-fine-rs-11500-87646

IKEA's latest challenge in India is a cooked caterpillar — Quartz India
https://qz.com/india/1377035/ikeas-latest-challenge-in-india-is-a-cooked-caterpillar/

イモムシ混入事件を起こしてしまったのは、2018年8月9日にハイデラバードでオープンしたIKEAのレストランです。被害を受けたAbeed MohammadさんはTwitterに「ベジタブルビリヤニの中にイモムシが入っているのを見つけた。これはおかしい」というコメントとともに、商品のレシートと料理の写真をツイートしています。

2018年8月31日にIKEAを訪れたMohammadさんが注文したベジタブルビリヤニの写真。左には粒が長い米にスパイス類を混ぜて炊き上げられた料理がありますが、この中に……

イモムシが混入していたことをMohammadさんは発見。形状や色が米とよく似ているので、発見できたのはまさにMohammadさんの幸運そのものといえそう。

ハイデラバードのIKEAにあるレストランは世界最大規模のもので、1000人の客を収容できる規模を持っています。食材は業者から調達したものが使われており、今回問題を起こしたベジタブルビリヤニはインドの有名食品メーカー「ハルディラム」の製品を使ったものだったとのこと。

IKEAはこの一件により、ハイデラバード当局から1万1500ルピー(約1万8000円)の罰金処分を受けています。

IKEAはインドで店舗を展開する「Project India」を展開しており、その中でもハイデラバードの店舗はインドにおける旗艦店と位置づけられていただけに、今回の失態は少なからずインドでの展開に影響が及ぶという観測が広がっているとのことです。