Appleの提出書類から「Apple Watch Series 4」の存在が浮き彫りに
2018年に登場が予定される次期Apple Watchの「Apple Watch Series 4」に関する情報が、Appleが提出した書類から明らかになっています。
Consomac : EEC : Apple dépose son Apple Watch Series 4
https://consomac.fr/news-9135-eec-apple-depose-son-apple-watchseries4.html
Apple Watch Series 4 Models Filed in Eurasian Database Ahead of September Launch - Mac Rumors
https://www.macrumors.com/2018/08/20/apple-watch-series-4-eec-filings/
Apple Watch Series 4に関する予測はこれまでほとんど出ていませんが、より大きなディスプレイを搭載することや、より高度な心拍数測定センサーを搭載するのではないか、と予測されていました。
そんな中、フランスメディアのConsomacが、「Appleがユーラシア経済連合に6つの新しいApple Watchのモデル番号を提出」したことを発見しています。提出されたモデル番号は「A1977」「A1978」「A1975」「A1976」「A2007」「A2008」の6つで、すべてがApple Watch向け最新OSの「watchOS 5」で動作するそうです。
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ユーラシア経済連合に属するアルメニア、ベラルーシ、カザフスタン、キルギス、ロシアで暗号化された端末を販売するには、その詳細を記した書類を提出することが法律で義務づけられています。この提出書類に記されている6つのモデル番号は、2018年に登場予定の新しいiPhoneや、ワイヤレス対応が予想される新型AirPodsなどと一緒に9月のAppleの新商品発表イベントの中で発表されると思われる、Apple Watch Series 4のものである可能性が高いとみられています。
これまで9.7インチの低価格iPadや10.5インチのiPad Pro、12.9インチのiPad Pro、iPhone 7/7 Plus、Apple Watch Series 2、AirPodsなど、さまざまな発表前のApple製品の存在が、ユーラシア経済連合への提出書類から明らかになってきました。このことから、「Apple Watch Series 4が2018年9月に発売されることは明らか」とApple関連のニュースを報じるMac Rumorsは記しています。
デザイナーのBen Geskinさんが作成したApple Watch Series 4のイメージ画像
Apple Watch Series 4 vs Series 1-3 pic.twitter.com/A2wcVmcEwS
— Ben Geskin (@VenyaGeskin1) 2018年7月12日
提出書類から読み取れる唯一の情報は、Apple Watch Series 4には6つのモデルしか存在しないという点です。2017年に登場したApple Watch Series 3は8つのモデル番号を有しており、その内訳は、アルミニウム筐体のGPS対応モデルが2つ、GPS非対応のアルミニウムモデルが2つ、ステンレススチールモデルが2つ、セラミックモデルが2つの計8つでした。
モデルの数が8つから6つに減少するということで、Mac Rumorsはセラミックモデルがなくなるのではと予測しています。
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