警官が口パクで踊るムービーが3500万回以上も再生される、警察の間で「リップシンクチャレンジ」がブームに
音楽に合わせて口パクで踊り、そのムービーをインターネット上にアップロードする「リップシンク(口パク)チャレンジ」がなぜかアメリカの警察で大流行しています。多くの警察がさまざまな口パクムービーを公開する中、バージニア州・ノーフォーク市警察がFacebookで公開したムービーが記事作成時点で再生数3500万回超を記録し、大きな話題となっています。4分40秒ほどのムービーですが、最初から最後までなんとノーカットで撮影されています。
警官が、ブルーノ・マーズの「Uptown Funk」に合わせて口パクダンスをしながら警察署の廊下を練り歩きます。
途中でどんどん警官や消防士が合流
オフィスでは小型のパイロンを構えて、トランペットを吹くまねをする警官も登場。
会議室にいた警官たちもノリノリで踊り出します。
気がつくとロビーではたくさんの警官や消防士が集まってダンス。
さらに進むとガレージへ。白バイ隊もリズムを感じながらバイクの手入れをしています。
カメラがダンサーに戻ると、全員がサングラスを装着していました。
ガレージから外に出ると……
消防車が止まっていて、警官や消防士がうれしそうに踊っています。
白バイ隊は、爆発物処理班の車の前でタオルをぶんぶんと振り回しています。
ガレージ前に警官が集合してダンス。赤ちゃんを抱えている男性警官の姿も見えます。
ダンス終了。4分40秒ほどのリップシンクチャレンジは一切カットがなく、わずか2回のテイクで撮影が終わったとのこと。成功を喜んで、全員がハイタッチを交わしてムービーは終わります。
そもそも、警察の間でのリップシンクチャレンジ流行の火付け役となったのは、2018年6月19日にテキサス州・ベア郡の保安官アレクサンダー・メナ氏がパトカーの中で自撮りしたリップシンクムービーです。「地域社会との密着」という名目で、ベア郡の保安官事務所がこのムービーをFacebookで公開したところ、記事作成時点で140万回再生されるほど話題となりました。
このムービーをきっかけに、テキサス州を中心に各地の警察や保安官事務所が口パクムービーを公開する流れが誕生。例えば以下のムービーはテキサス州のフォートワース市警が公開したもの。一人の男性警官が口パクダンスを行っていますが、パトカーを運転する警官はもちろんのこと、後部座席で拘束される男性や女性もすべて同じ警官が演じているという力作です。
Fort Worth Police Department lip sync challenge - YouTube
また、テキサス州・アービング市警察からリップシンクチャレンジのバトンを受け取ったアーリントン市警察が以下のムービーを公開しました。警官たちがドーナツ屋で、ドーナツ片手にスパイス・ガールズの代表曲「Wannabe」を口パクで歌いながら踊っています。
Lip Sync Challenge Arlington PD - YouTube
ますますアメリカ全土に広がるリップシンクチャレンジに、この後もどんな口コミダンスムービーが警察から公開されるのか、期待したいところです。
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