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SpaceXのロケット打ち上げを捉えたカメラの末路


SpaceXの開発するロケット「Falcon 9」の打ち上げを撮影しようとカメラをセッティングしたNASAのカメラマンが、打ち上げ後の無残なカメラの様子を公開しました。

Photos: A SpaceX launch melted a NASA photographer's camera — Quartz
https://qz.com/1287919/photos-a-spacex-launch-melted-a-nasa-photographers-camera/

2018年5月22日、SpaceXはFalcon 9ロケットをバンデンバーグ空軍基地から無事打ち上げることに成功しました。

by NASA HQ PHOTO

Falcon 9の打ち上げを撮影しようとNASAの写真家のビル・インガルスさんは、基地周辺の複数の個所にカメラを設置して、遠隔操作によって撮影を行いました。その中の丘の上に設置した1台のキヤノン製カメラの回収に向かったインガルスさんが見たものは、黒焦げに焼けたカメラだったそうです。


インガルスさんによると、黒焦げになったカメラよりも打ち上げ場所に近い位置に設定した別のカメラはすべて問題なかったとのこと。どうやら、ロケット打ち上げに伴って発生した落下物からの火がカメラに燃え移った模様。燃えたカメラは消防隊員によって消火されたそうです。

なお、燃えたカメラのSDカードは無事。以下の通り、見事な写真を撮影することに成功していました。


また、カメラが燃え上がる様子もとらえていたそうです。

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in ハードウェア, Posted by darkhorse_log

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