無料で「進撃の巨人」「化物語」などの最新話が読めて使いやすさ抜群の公式マンガアプリ「マガジンポケット」
マンガを無料で読むことができるスマートフォンアプリはたくさんありますが、もっとも作品が充実しているマンガアプリのひとつが講談社の「マガジンポケット(マガポケ)」です。アプリオリジナル作品はもちろん、「週刊少年マガジン」と「別冊少年マガジン」もほとんどの作品が無料で読めるという、とにかく太っ腹なアプリになっています。
マガポケ|少年マガジン公式無料漫画アプリ
https://pocket.shonenmagazine.com/
「マガポケ - 人気マンガが毎日楽しめるコミックアプリ」をApp Storeで
https://itunes.apple.com/jp/app/id998542154
マガポケ - 人気マンガが無料で読める! 週刊少年マガジン公式コミックアプリ「マガジンポケット」 - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.kodansha.android.magazinepocket
マガポケはAndoroid・iOSどちらでもインストールできます。「インストール」をタップ。
インストールが終わったら「開く」をタップ。
マガジンポケットのトップページには、ニュースや連載情報のほか、人気ランキングが掲載されています。何を読もうか迷ったら、とりあえずこのランキングを参考にすることがオススメ。
「オリジナル」をタップすると、アプリオリジナル作品のランキングが表示されます。「☆」のマークは作品を「お気に入り」に設定している人の数で、「いいね」マークは読んだ後に「面白かった」と評価された数です。
「少年マガジン」をタップすると、本誌に掲載されている作品で人気が高いものをチェックできます。連載が長い作品は1巻分無料で公開されていることも多くあるので、新しく読み始める人にはとてもうれしいところ。
「連載」をタップすると、各曜日の連載作品を確認できます。「ポイントプレゼント対象」と書かれた作品を読むと、無料公開が終わった作品を読むためのポイントをゲットできるので、読んだことのない作品を開拓しつつお気に入りの作品のためのポイントをためるのがオススメです。
曜日をタップすると各曜日の連載作品の一覧に移動します。ポイントプレゼントは更新当日のみですが、最新話の無料公開は3週間継続しているので、ある程度読み逃しても安心。
「気になっている作品があるが出遅れてしまった」という時にうれしい機能が、2018年4月に追加された「作品チケット」機能です。「Dreams」は6話まで無料公開されている一方、7話以降はポイントで購入する必要がありますが……
「作品チケットで読む」を選択すると、その話数は3日間のみ無料で読むことができます。「作品チケット」は23時間ごとに再度使えるようになるので、1日1話ずつ読み進めることができます。
「少年マガジン」をタップすると、週刊少年マガジンの連載一覧を確認できます。最新話を読むためにはポイントでの購入が必要ですが、3週間遅れならば本誌掲載作品も無料で読むことができます。「はじめの一歩」が未掲載で「七つの大罪」は有料のみですが、アニメ化もした人気作品「ダイヤのA」や「生徒会役員共」のほか、原作小説・アニメ共に大人気の「化物語」のコミカライズも無料で読むことができるのはとってもお得。
「別マガ」をタップすると、こちらも3カ月遅れではあるものの無料で読むことができます。物語が佳境を迎える「進撃の巨人」や、「化物語」を中心として人気作家・西尾維新の作品に登場するキャラが入り乱れる4コマ漫画「青春奇人伝! 240学園」など連載陣も充実。
「雑誌購入するほど作品を知らない」「この作品だけでも最新話を追いたい」という場合に、作品ごと・話数ごとに購入できるのが便利。オリジナル作品なら50ポイント、「週刊少年マガジン」の連載作品なら80ポイント、「別冊少年マガジン」なら150ポイントで最新話の購入ができます。1日あたり10~20ポイントほどゲットできるので、毎日コツコツためてお気に入りの作品のみ最新話を追いかけるのが最初はオススメ。
特に追いかけたい作品は「お気に入り」に登録しておくと、読み直したい時に簡単にアクセスできるようになるほか、最新話更新時に通知を受け取ることができます。作品ページから、「お気に入り」をタップ。
お気に入りページに登録した作品が表示されます。通常は作品を探す場合「ランキング」の中から見つけるか「連載」の一覧から探す必要があるため、ブックマークできるのはシンプルながらうれしい機能です。また、「最近知って追いかけているけれど最初の方は読めていない」のようなことが週間連載では起こりがちですが、マガポケでは「MY無料設定」を行うことである程度出遅れてもOK。作品名の右にある「MY毎日無料設定」をタップ。
「はい」をタップしたら「毎日無料設定」が完了。設定したタイミングを基準に、24時間後から毎日順番に更新されます。注意しなければいけないのは、1回設定したらノンストップで進むため毎日読まなければ見逃してしまう点と、記事作成時点では1回きりの機能だということ。期間内であれば途中で作品を切り替えることもできるので、上手に使いたいところです。
マガポケでは雑誌の企画ページやグラビアなどが掲載されていない変わりに、「マンガが読めれば十分」という人にはとにかく便利なUIとなっています。雑誌単位でスクロールバーがあるアプリは多いですが、ページ数が多いと細かい遷移が難しくなります。マガポケは作品ごとにスクロールバーがあるため、読み返したいページがある場合などのページ遷移がとにかく使いやすいです。
「連作作品一覧」から読みたい作品に簡単にジャンプすることができるのもかなりうれしいところ。ほとんどのマンガアプリの雑誌に目次機能はありますが、その中でもマガポケの目次機能の使用感はトップクラスです。
また、週間連載でも「そういえば前回どういう話だったっけ」となることがありますが、マガポケでは作品のページから「前回の話へ」「次回の話へ」をタップするとサクサク読み進めることができます。とにかくストレスフリーにマンガを読めるという点では、他に類をみないほど便利な機能が完備されていると感じました。
ただそんな中、スマートフォンを横にしても見開きページが回転されないという不便な点も発見。ウェブアプリでは見開き表示ができますが、スマホアプリで見開きが閲覧できないというのは小さくない欠点に感じます。
マガポケで「週刊少年マガジン」を購入すると、一部のマガポケオリジナル作品の最新話も読むことができるほか……
「FAIRY TAIL」や「山田くんと7人の魔女」など、既に連載終了した作品の復刻連載も同時にゲットできます。
「ショップ」タブでは、最新話や無料公開が終わった話を読むためのポイントの購入ができるほか、毎日挑戦できるルーレットでもポイントがゲットできます。「ショップ」を選択し、「無料」をタップすると20秒~30秒ほどの動画広告が流れます。
広告が終わったらルーレットにチャレンジできます。「START」をタップ。
「STOP」でルーレットを止め……
ルーレットが止まったところのポイントを獲得。1日あたり平均して10~15ポイントほどはもらえるので、毎週1作品は最新話の購入ができるチャンスがあります。
グラビアページや企画ページ、作者コメントなども合わせて「漫画雑誌」というものを楽しみたい人には物足りない部分もありますが、とにかくマンガを読みたいという人には、マガポケはとことん充実していると感じました。雑誌の最新号が午前0時には更新されるのもとにかく早く読みたいファンにはうれしいところ。なお「週刊少年マガジン」はKindleストアでも販売しており、こちらは巻頭グラビアや「はじめの一歩」を除いた企画ページや作者コメントページなども読めるため、より「雑誌感」を楽しみたい方はKindleで購入するのもオススメ。マガポケオリジナル作品がない変わりに「FAIRY TAIL」「ダイヤのA」「トモダチゲーム」「恋と嘘」の再連載も付属しています。
週刊少年マガジン 2018年 21・22号[2018年4月25日発売] | Kindleストア | Amazon
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