ディズニー史上初の連載マンガ「ベイマックス」がマガジンSPECIALで開始、同じく初の前日譚も
「アナと雪の女王」で大ヒットを飛ばしているウォルト・ディズニー・アニメーション・スタジオの次の作品が12月20日公開の「ベイマックス」です。この作品は14歳の少年とケア・ロボットのベイマックスの絆と勇気を描くアドベンチャーもので、ディズニー・アニメーション作品として初めてのマンガ連載が行われることになりました。それに先駆けて、こちらも史上初となる本編の前日譚をマンガ化した「ベイマックス<エピソード0>」も掲載されることになっています。
ベイマックス | ディズニー映画
http://ugc.disney.co.jp/blog/movie/category/baymax/
唯一にして最愛の存在であった兄タダシを謎の事故で亡くしてしまった、ひとりぼっちの少年ヒロ。そんなヒロの前に現れたのが、空気で膨らんだ白くて大きな体のベイマックス。ベイマックスは、タダシが人々の心とカラダを守るために作ったケア・ロボットで、ヒロのことも優しく癒やしてくれることに。ところが、タダシはベイマックスに隠された使命を託していた……というのがこの映画のあらすじ。
作品の舞台は架空の都市「サンフランソウキョウ」、サンフランシスコと東京を合わせたような街です。町並みや建物の外観、看板の漢字などなど、アクセントとして日本の要素が盛り込まれており、さらに、ベイマックスの顔も日本の「鈴」を参考にデザインされています。
この「日本文化が色濃く盛り込まれた世界観」をより大きな展開にするために考えられたのが日本のマンガです。自らもマンガ好きだというドン・ホール監督は製作当初から「日本にインスパイアされた『ベイマックス』を、【マンガ】を通して世界に伝えたかった」とマンガ化展開を希望。これまでに「塔の上のラプンツェル」「ウォーリー」、実写映画の「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズなどの単発マンガ化は行われたことがあるものの、ベイマックスでは映画本編の前日譚を描く「エピソード0」、そして先のストーリーが解禁される「マンガ連載」がディズニーの歴史で初めて行われることになりました。
マンガ版を手がけるのは週刊少年マガジン連載作品「ファイ・ブレイン 最期のパズル」の作画を担当した上野春生さん。まず、8月6日発売の週刊少年マガジン36・37合併号にエピソード0が掲載され、8月20日からマガジンSPECIAL9号で連載がスタートします。
映画の「ベイマックス」は2014年12月20日(土)に全国ロードショー、配給はウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン。
『ベイマックス』ヒロ&ベイマックスがサッカー中! - YouTube
原題は「Big Hero 6」、マーベルコミックの同名作品が一応の原作ですが、ほぼ別物。日本語字幕はついていませんが長めの予告編はこんな感じ。
Disney's Big Hero 6 Official US Teaser Trailer - YouTube
また、ベイマックスの声はこんな感じでかなりソフトな男性の声、担当しているのはスコット・アドシットさん。吹替版があるなら、一体誰が担当することになるのでしょうか。
#MeetBaymax - YouTube
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