最長3カ月使用可能な充電池を内蔵しながら軽量&コンパクトなAnker「2.4Ghz ワイヤレスキーボード&マウスセット」レビュー
2018年4月5日より、モバイルバッテリーで有名なAnkerから「2.4GHz ワイヤレスキーボード&マウスセット」が登場します。どんな作業スペースにもフィットしてして持ち運びしやすい軽量&コンパクト設計で充電池を内蔵、さらにスムーズで静かなタイピングが可能になっているとのこと。一足早く実物を入手したので、実際にどんなものか触って確かめてみました。
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Anker 2.4Ghz ワイヤレスキーボード&マウスセットの箱はこんな感じ。
中にはマウス本体・Micro-USBケーブル・キーボード本体・シリコン製のキーボードカバー・説明書や保証書が入っていました。
キーボードとマウスの本体を並べたところ。どちらも色はブラックで、表面にはマット加工が施されています。
キーボードのサイズは366mm×124mmとなっていて、長辺158.2mmのiPhone 7 Plusと並べてみるとその大きさがよく分かります。
一番分厚い電池部分も含めた厚さは16mmとのことで、厚さ7.3mmのiPhone 7 Plusと比べて横から見てみたところ。
なお、キーボードの裏に折り畳みの足はなく、傾斜角は固定となっています。
重さを測ってみたところ、365gでした。
キーボードの右上には小さなスライドスイッチがついています。左に入れると電源がOFF、右に入れるとONになります。
キーボードの右側面には充電用のMicro-USBポートがありました。キーボードは充電池を内蔵していて、フル充電の状態で1日約2時間使用した場合、最大3カ月まで使用することが可能とのこと。また、キーボード・マウス共にオートスリープ機能が搭載されていて、10分以上操作がない場合は自動でスリープモードになるため、バッテリーの使用も節約できます。
キーボードは変則的なJIS配列となっています。また、左CtrlキーとWindowsキーの間にFnキーがあり、F1からF12はFnキーとの同時押しで入力するようになっていました。そのため、人によってはキーボードに慣れるのに少し時間がかかりそう。
外見はコンパクトですが、キーピッチは約19mmで、打ちにくさは感じませんでした。キーストロークは約2mmと、少し浅めになっています。試しにタイピングした編集部員からは「薄さを見てタッチ感は大丈夫か不安だったが、浅くてもちゃんとタイプできているという感触がしっかり得られる」「配列とFnキーの位置で少しとまどいはあるが、慣れれば使えるかも」という意見が得られました。
浅めのキーストロークによって、スムーズかつ静かで快適なタイピングを実現できたとのことで、実際にタイピングしてみました。全く音がしないという訳ではありませんでしたが、カチャカチャという鋭い音ではなく、パタパタといったタイプ音だったため、「思ったよりも響かないな」という印象を抱きました。Ankerの2.4GHz ワイヤレスキーボードと、編集部で普段使用している外付けキーボード2つを比較した様子を、以下のムービーで確認できます。
Ankerの2.4Ghz ワイヤレスキーボードのタイプ音を比較してみた - YouTube
マウス本体は赤色LEDを利用した光学式で、ANKERのロゴが刻印されています。
iPhone 7 Plusと並べて比べてみたところ。大きさは58mm×107mmです。
薄さは最も分厚い部分で25mmほどとのことで、iPhone 7 Plusと並べるとその薄さがよくわかります。
重さは68gでした。
サイドボタンなどはなく、クリックボタンとマウスホイールのみというシンプルな構造です。マウスの先端には充電ケーブルを接続するMicro-USBポートが配置されています。
マウスの裏を見ると、マウス本体のスイッチと赤色LEDの他に、USBの無線レシーバーが付属していました。
無線レシーバーは磁石で固定されているので、簡単に外せます。
USBの無線レシーバーはこんな感じ。PCに挿すだけでキーボードとマウスが使えるようになります。無線の接続は安定していて、5m離れた隣の部屋から操作した場合でも特に問題なく使用できました。
実際にマウスを持ってみたところ。クリック音やホイールを動かす音はかなり静かですが、クリックした感覚はしっかり手に伝わります。ただし、やはり少し薄いので、普段から大きめのマウスやトラックボールを使っている人だと、少し物足りなさを覚えるかも。
実際にマウスをクリックしたり、ホイールを回してみるとどんな音と音量なのかは以下のムービーを見ると分かります。
Anker「2.4Ghz ワイヤレスキーボード&マウスセット」のマウスを使ってみた - YouTube
実際に使ってみて思ったのは、とにかく薄くて軽いことでした。そのため、タブレットPCと一緒に持ち歩いて、出先で使うといった用途にも対応できます。ワイヤレスなので煩わしいケーブルに悩まされることもなく、普段は片付けていて、使いたい時だけさっと取り出すというフレキシブルな使い方もできます。試用した編集部員からは「キーボードもマウスもコンパクトで音もあまり響かないので、ボイスチャットをしながらの作業や深夜にゲームをする時にさっと取り出して使うのはアリかも」という意見もありました。ただし、キーボードとマウスはBluetooth接続ではないので、スマートフォンやUSBが接続できないタブレットPCには利用できないのが惜しいところ。
また、モバイルバッテリーを得意とするAnkerならではの充電技術とオートスリープによって、キーボードの乾電池を交換する手間も不要で、小まめな充電がなくても長く使えるのはうれしいポイントです。
「Anker 2.4GHz ワイヤレスキーボード&マウスセット」はAmazon.co.jpから税込3999円でゲットが可能となっています。なお、2018年4月5日(木)のみ、300個限定で20%OFFとなる税込3199円でゲットできるとのことです。
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