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Windows 95の起動音を4000%の長さに伸ばしたらアンビエント風で瞑想に使えそうな神秘的サウンドに変化

By Rasmus Olsen

普段慣れ親しんでいる音楽や効果音であっても、通常にはない思い切った加工を施すことで思わぬ変化が現れることがあるもの。エレクトリックピアノとストリングスの音色をコラージュしたWindows 95の起動音を加工し、音源の長さを4000%(40倍)に引き延ばしてみると、壮大な宇宙を感じさせて瞑想の世界に誘い込むような神秘的サウンドになります。

The Windows 95 Startup Sound Slowed 4000% Sounds Chill AF - Motherboard
https://motherboard.vice.com/en_us/article/9kgq3y/the-windows-95-startup-sound-slowed-4000-sounds-chill-af

この作品は、サウンドアーティストのダニエル・ジョーンズ氏が作成したもの。実際の「作品」がコレで、元は約6秒程度だった起動音がおよそ4分にまで引き延ばされたことで、実にアンビエント感あふれるサウンドに変化しています。

Windows 95 Startup Sound (Slowed 4000%) - YouTube


ちなみに本来のWindows 95の起動音はコレで、作曲者はアンビエントミュージックの先駆者であるブライアン・イーノ。このサウンドが壮大なアンビエントサウンドに変化するというのは実に不思議なのですが、元データをそのまま40倍に引き延ばすと音が低くなりすぎてまともに聴ける状態にはならないはず。実際の作品に仕上げるためには、音程を保ったまま長さを変える編集が行われているはずですが、その詳細は不明です。

Windows95起動音 - YouTube


ジョーンズ氏はこれ以外にも、Windows 98やWindows NT、Windows Vista、Windows XP(以下)などの起動音をもとにした作品をSoundCloudで発表しています。


少し変わったところでは、エリック・サティの有名曲「ジムノペディ」をコラージュしてアンビエントミュージックにしてしまった作品などもあります。

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in ソフトウェア,   動画, Posted by darkhorse_log

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