レビュー

無料で仮想空間のテーブル上でボードゲームを遊べるiPad専用アプリ「Tabletopia」


仮想空間上にテーブルを作りボードゲームやカードゲームを自由に遊べるデジタルプラットフォーム「Tabletopia」が、iPad専用アプリとして配信されています。無料でダウンロードすることが可能で、チェスやリバーシなど19のボードゲームで自由に遊ぶことができます。

「Tabletopia」をApp Storeで
https://itunes.apple.com/jp/app/tabletopia/id1274379679


「Tabletopia」はもともと、「PCのウェブブラウザ上で動作するボードゲームのデジタルプラットフォーム」としてクラウドファンディングサイトKickstarterで13万ドル(約1400万円)を集めて実現しました。500以上のゲームが登録されていて、基本無料で遊ぶことが可能となっています。今回配信されたものは、そんなTabletopiaのiPad専用アプリのベータ版で、Android向けアプリも後日配信予定とのこと。

Play 500+ Board Games Online for Free • Tabletopia


TbaletopiaのiPad専用アプリをインストールするために、iPadでTabletopiaのApp Storeページにアクセスし、入手をタップします。


アプリをインストールして起動すると、Tabletopiaについての簡単な説明が表示されます。TabletopiaのiPad版はまだベータ版であるため、オンラインでのマルチプレイはできないとのことですが、1人で遊ぶソロプレイか、もしくは手番が変わるたびにiPadを手渡すようにして遊ぶオフラインマルチプレイであれば可能です。「Continue」をタップ。


Tabletopiaには、全19種類のボードゲームがデフォルトで登録されています。試しにチェスを遊んでみようと思い、「Chess」をタップ。


ゲームのページが開きます。青色の「Download(7MB)」というボタンをタップして、ゲームのデータをダウンロードします。


ダウンロードが終わると、青色だったボタンがオレンジ色に変化します。ゲームを遊ぶために「Classic Chess, 2 players」をタップ。


読み込みが始まり……


チェス盤と駒が表示されました。駒は正しい位置に配置された状態なので、すぐに遊ぶことができます。先手の白側が手前に表示されていますが、右下の「END TURN」をタップすると……


後手の黒側が手前になるようにカメラが切り替わりました。


駒はタップしたままスワイプすることで動かすことが可能です。Tabletopiaは、あくまでも「仮想のテーブル上にアナログゲームのボード・カード・駒を再現する」というアプリであり、コンピューターが駒の動きや点数を自動的にルールを踏まえて処理してくれるアプリではありません。そのため、ゲームのルールはプレイヤー全員が把握している必要があります。


今度はもう少し複雑なゲームもやってみようということで、「Champions of Midgard」というタイトルをタップしてみました。


ダウンロードが終わり、起動したところはこんな感じ。ボードの上には既にカードやサイコロが配置され、チェスと同様にすぐプレイできるようになっています。


これだけ広いゲームボードになると、カメラの移動やズームが必要になります。カメラ操作などUIについては以下の画像の通りになっています。ズームはピンチイン・アウトで、カメラの移動は2本の指でタップしながら動かすことでも可能です。


ルールの参照ができるボタンをタップすると、ゲームルールが書かれたシートが表示されるため、その場で確認ができます。なお、Tabletopiaは日本語に対応していないので、全て英語で記述されています。


サイコロやメダルなどは、タップすると選択できます。また、ロングタップをすると持ち上げることができ、そのまま指を動かすと移動させることが可能です。


例えばサイコロを選択した状態で、左端に3つ並んでいる縦列の真ん中のアイコンをタップすると、サイコロをシャッフルすることができます。


今度はカードの山札を選択、左端の一番下のアイコンをタップすると、山札がシャッフルされます。


そして、山札をスワイプするとカードを1枚引くことができます。


引いたカードを選択した状態で、左端の上から3番目のアイコンをタップすると、裏返すことができます。


引いたカードを山札の上に持っていき、山札がオレンジ色になったところで指を離すと……


カードは山札に戻りました。


Tabletopiaは「仮想空間のテーブルでボードゲームを遊ぶ」というコンセプトなので、自分で実際にサイコロを振ったり駒を動かしたりという操作が求められ、本当に現実でボードゲームを遊んでいるような感覚で遊ぶことが可能です。

iPad専用アプリはまだベータ版であるとのことでオンライン対戦はできませんが、ゲームのデータは、実際にボードゲームを販売している企業が作成した公式のものとのことで、ボード・カード・駒・説明書など内容物のクオリティーはかなり高いです。Tabletopiaの日本語への対応は未定ですが、オンライン対戦への対応やAndroid版の配信も含めて、今後のアップデートにも期待できます。

なお、TabletopiaはPC向けアプリがSteamでも基本無料で配信されていて、8つのゲームが有料DLCとしてゲットできます。

Steam:Tabletopia

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in レビュー,   モバイル,   ソフトウェア,   ゲーム, Posted by log1i_yk