複数のギミックが連鎖してつながるピタゴラ装置風コースでビー玉がゴールを目指すムービー
NHK Eテレの教育番組ピタゴラスイッチのピタゴラ装置のようなギミック満載のコースでビー玉が転がっていき、ゴールを目指すムービー「The blue marble」が作者のYouTubeチャンネルKaplaminoで公開されています。
The blue marble - YouTube
ムービーは、コースの左端に青いビー玉が乗せられてスタート。青いビー玉が転がっていき、ゴールのガラスグラスに向かいます。作者のKaplaminoさんは数々のピタゴラ装置をYouTube上で公開しており、今回のものは平面的上でビー玉とマグネットのギミックを搭載してみたくて作ったものとのこと。
青いビー玉が左に転がっていくと、赤いビー玉に衝突して停止。一方で、衝突された赤いビー玉が転がり出します。赤いビー玉の落ちていく先には赤色の台が待ち構えており……
台の上に落ちると、数珠つながりになっている銀色の球形マグネットが解放されて……
反動で青いビー玉の左側をハンマーのようにたたきます。これにより、青色のビー玉は右方向に転がっていきます。
青いビー玉が下の方向に進んでいくと、進行方向に青いハンドスピナーが現れます。
ハンドスピナーが時計回りに回転し、ビー玉が流れる水のように進みます。ビー玉は、画像右下にある銀色をした球形マグネットに向かいます。
青色のビー玉が銀色の球形マグネットに近づいていくと、その下にはさらに別のマグネットがもう1組存在することがわかります。この2組のマグネットはお互いの磁力で引き合わないギリギリの距離に配置されており、ここに青色のビー玉が落ちると……
絶妙に保たれていた距離が縮まり、2組のマグネットがお互いの磁力でくっつきます。そしてマグネットがくっつく勢いで青いビー玉は上方向に弾かれます。
青いビー玉が進んで行くと、濃い青色をしたノック式ボールペンの先で停止。一方で、右側から鉄球が転がってきてボールペンのスイッチに向かい……
鉄球がノック式ボールペンのスイッチを押します。青いビー玉がボールペンのバネの力で上の方向に勢いよく発射され、上方向に配置されている黄色いブロックのカーブに向かいます。
青いビー玉が進んで行くと、前方に大きく刃が開いているハサミと、刃の間に挟まれた黄緑色のビー玉が現れます。
青いビー玉が黄緑色のビー玉に衝突して停止。一方で衝突された黄緑色のビー玉は転がりだします。
黄緑色のビー玉が転がり、棒の根元に直撃。棒の上端には他のビー玉よりも3倍ほど大きな紺色のビー玉が配置されており、衝撃で左方向に転がりはじめ……
ハサミの柄に命中。ハサミが閉じる力で青いビー玉は押し出され、再び転がりはじめます。
ハサミに押し出された青いビー玉は、画像の右側に転がった先で銀色の鉄球にタッチして走者が交代。青いビー玉は木のブロックの間でストップ。一方でビー玉に押し出された鉄球は画像左下に転がって行きます。
鉄球が転がっていった先にオレンジ色のつっかえ棒が現れます。
鉄球がオレンジ色のつっかえ棒にぶつかると、これとつながっていた水色の棒がハンマーのように青色のビー玉が止まっている部分をたたき……
青色のビー玉は上方向に飛ばされます。
ビー玉がコースの内側に進んで行くと、J字の長い坂に沿って左に下ります。
J字の坂を青いビー玉が下って降りると、銀色の鉄球の左側に衝突。鉄球が右下に押し出されます。
押し出された鉄球が、黄色と緑の長い鉛筆の根元に衝突して停止。鉛筆の上端が別の鉄球を左に押し出します。押し出された別の鉄球は左の方向に転がりJ字の長い坂に向かいます。
鉄球がJ字の長い坂を右から左にかけてに下り……
青いビー玉の右側に衝突。鉄球が停止し、再び青いビー玉が転がりだします。
青いビー玉が左の壁にぶつかって跳ね返って右側に転がると、その先には赤い箱と箱につながったロープが見えます。
青いビー玉がロープに接触すると、ロープの先の重りが台から落下。
重りの落下で赤い箱が滑車のように上方向に引かれ、エレベーターのように青いビー玉を運びます。
赤い箱と共に青いビー玉が昇りきり黄色いブロックに衝突。
青いビー玉が転がってきた先は、赤枠部分のように木のブロックで鉄球と接しており……
青色のビー玉がブロックにぶつかる衝撃で鉄球は転がりはじめます。
そして青色の棒の先っぽにくっつけられているマグネットと鉄球がくっつき、青色のビー玉の通路となった棒がブランと下に落ちます。
青色の棒は青いビー玉が止まっている部分を支点に180度回転。先っぽの鉄球が赤緑色のビー玉をハンマーのようにたたきます。
赤緑色のビー玉は通路に沿って進み、銀色の棒に衝突。銀色の棒の先っぽには大きな水色のビー玉がくっついており、衝撃で左に転がり……
木のブロックに激突。
すると青色のビー玉の行く手を遮っていた壁がなくなり、再び転がることができるように。
青いビー玉が進んでいくと、途中で銀色の鉄球型マグネットに接触。マグネットは下方向に転がり、青色ビー玉はそのまま右方向に進みます。
青いビー玉が水色の棒形マグネットの先で停止。鉄球型マグネットが棒形マグネットに近づくと……
鉄球型と棒形のマグネットが引き合って勢いよく上方向に動き、これに青色のビー玉が押し出されるようにして飛んで行きます。
あまたの難関を越えてきた青色のビー玉が銀色の鉄球に衝突して停止。一方で、衝突された鉄球は下に転がり出します。
鉄球はサイコロのような模様を載せたつっかえ棒に当たり……
関節付きの木のブロックが振り子のように振られ、青いビー玉に衝突。ビー玉が勢いよく上に向かって飛び出します。
赤色のカードの坂を勢いよく登り……
青いビー玉が白い壁に沿って転がります。
そして最後は青いビー玉がグラスに入って見事ゴール。
以下の画像は青色ビー玉が転がってきたコースの全体像。Kaplaminoさんによると、コース作成にはグルーガンなどの道具を使用し、500回以上の失敗を乗り越えてコースの完成にこぎ着けたとのこと。複数のギミックを連鎖するようにつなげることは予想以上に難しく、作成にはなんと3か月もかかったそうです。
・関連記事
重力に逆らっているかのようなピタゴラ装置のムービー - GIGAZINE
ある印刷屋さんの中がピタゴラスイッチに - GIGAZINE
ジャンプ台・坂道・お城などピタゴラ装置風の仕掛け満載のマシンを300個の金属球が転がり続ける「Marble Mountain」 - GIGAZINE
ピタゴラ装置を組み立ててステージをクリアしていくゲーム「TinkerBox」 - GIGAZINE
ビリヤードの神業トリックショット連発の驚愕ムービー - GIGAZINE
・関連コンテンツ