宇宙船のような「銀色のキャンピングトレーラー」が完成していく工場のムービー

By Brett Neilson

アメリカの映画やドラマなどで、まるで宇宙船のような形状をした銀色に輝くトレーラーを目にしたことがある人も多いはず。この「キャンピングトレーラー」はアメリカの老舗メーカーのエアストリームが製造しているもので、銀色に輝く車体はアルミでできています。エアストリームの製造工場ではキャンピングトレーラーが機械と手作業を交えて生産されており、その完成までしていく様子を収めたムービー「A Timelapse Glimpse into the Airstream Factory」をエアストリームのYoutebe公式チャンネルが公開しています。

A Timelapse Glimpse into the Airstream Factory - YouTube

エアストリームのキャンピングトレーラー工場の住所は、オハイオ州45334-0629 West Pike Street 419で活動中。ウェブサイトのフォームから見学ツアーを申し込むことが可能です。


パノラマムービーでエアストリームの工場に到着。キャンピングトレーラーの材料が並び、工員たちが作業に集中しています。

キャンピングトレーラーの作成がスタート。最初に、フォークリフトで材料が運ばれていきます。

フォークリフトは、白いひげを蓄えた男性が運転していました。

巨大なアルミ板が巨大な加工機、NCルーターの台の上に乗せられました。

アルミ板がくり抜かれ、ボディになる金属板として切り出されていきます。

切り出されてたアルミ板が立てかけられ……

トレーラーの丸いフォルムになるように、手作業で曲げられていきます。

工場の別の区画では、別のNCルーターがトレーラーのパーツを量産。

工場の至る区画で平行して製造作業が行われ、他の場所では、キャンピングトレーラーの機能に欠かせない水回りなど内装が手作業でくみ上げられていきます。

この区画では、ウィンドウがドアに取り付けられています。

手作業でしっかりとリベット止めされていました。工場の作業方法は手作業が多いようです。

こちら区画では、アルミ板が曲げられ、かまぼこのような形の屋根のパーツが完成。

この区画では、車体の後部と……

前部のユニットが作成されています。車体フォルムの一部が見えてきました。

この区画は、金属でできた棒が機械の中央に挟まれると……

機械と男性2人の手でぐいっと「くの字」に曲げられ、車体のフレームが完成。

工場の外ではシャーシの山から1台がフォークリフトで持ち上げられ……

工場内に運ばれていきます。

シャーシを加工するために工員たちが待機しています。

車内の床となる金属板が、シャーシに張り付けられました。

別の区画にカメラが移り、天井がビス止めされ……

キャンピングトレーラーのフォルムが姿を現しました。

組み上がったボディは、天井からクレーンでつるされ、次の作業工程のために作業台へ。

トレーラーの車内に工員が入り、キャンピングトレーラーの内装が仕上げられていきます。

フレームむき出しだった車内が……

内壁で覆われ……

配線が張り巡らされます。

最後はソファーや水回りなど、車内で快適に過ごすために欠かせない設備が取り付けられます。

トレーラーの中とは思えないぐらいの広々とした内装ができあがり……

キャンピングトレーラーが完成。

工場では、日々キャンピングトレーラーが作られています。

そして、完成したキャンピングトレーラーは、アメリカ全土と世界中に出荷されていきす。