あなたが「起業」して社会をより良くするために必要な考え方とは?
By rawpixel.com
Appleを起業したスティーブ・ジョブズの初プレゼンテーションやAmazonを成功に導いたジェフ・ベゾスCEOの名言、そしてFacebookを起業して30代までに億万の富を手にしたマーク・ザッカーバーグなど画期的なアイディアで挑戦してる起業家の逸話を聞くと「いつか自分も起業したい」という思いを持つ人は多いはず。その思いを現実にするヒントを紹介するムービー「How to be an Entrepreneur(どうしたら起業家になれるか)」が教育関連のコンテンツを発信するYouTubeチャンネルThe School of Lifeから公開されています。
How to be an Entrepreneur - YouTube
私たちの時代の大きな夢の1つ「起業家」になりたい人は多いはず。
しかし、どうやって、どんな起業家になれば良いのでしょうか?
起業アドバイスのほとんどはビジネスプランの書き方やマーケティング、そしてPRなど実用性のみに焦点を当てています。
しかし、起業する時に本当に重要なことは「他人の不満の原因を正確に見抜くこと」です。
なぜなら、あらゆる野心的なビジネスモデルは、「他人の不満を解決しようとする方法」だからです。
このことはピザ店や自動車会社、またはニュースサイト……
そのほかの商品とサービスすべて共通することです。
あなたが起業して解決しようとしている他人の不満の解決方法にオリジナリティがあり、解決しようとしている問題が大きいほど、成功するチャンスが大きくなります。企業の商品やサービスを利用する消費社会が今も世界中に拡大し続けているので……
起業したビジネスが世界中に広がり、世界にある大きな問題を解決してビジネスが大成功するかもしれません。
例えば、AppleのMacintoshは「簡単に操作できて高精細な画面のPCがほしい」という不満を解決し……
Amazon.comは「遠くの本屋に行かずに安く書籍を読みたい」という不満を解決して成功を納めました。
By Steve Jurvetson
起業して利益を上げるには消費者からの商品への理解と競争相手が少ないことが重要です。
対照的に、オリジナリティのある他人の不満を見つける事ができず、多くの競争相手がいる企業、例えば航空会社やスマートフォン関連企業、スーパーマーケットチェーンなどは利益が伸び悩んでいます。
では、どうやったらビジネスチャンスになる「他人の不満」を見つけることができるのでしょうか?
それは、自分が持つ不満に耳を傾けることです。 あなたが生活していて、いつ、どんな場面で、なんの分野で不満が生まれたかを思い起こすことで新たなビジネスを生み出せます。あなたの不満は企業を作るアイディアの無尽蔵の源泉なのです。
もちろん、アイディアのみでは実現するのには不十分なので、アイディアの実用性とお金も必要です。
起業は困難な旅ですが、あなたが生むビジネスは、お金を稼ぎ、人々の不満を解決して人類に恩恵を与える大きなチャンスになります。
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