iOS 11の使用率は59%にアップ、その他のiOSのバージョン分布割合はこんな感じ
by Harpal Singh
Appleが2017年9月にリリースしたモバイルデバイス向けの最新OSであるiOS 11の使用率を、Apple公式が明らかにしました。iOS 11といえば計算機バグやオートコレクト機能の不具合、Face IDが動作しなくなる不具合など近年まれにみるバグの多さが指摘されていますが、それでもiOSユーザーの半分以上が既にアップグレード済みのようです。
iOS 11 adoption rate now at 59%
http://www.idownloadblog.com/2017/12/05/ios-11-adoption-rate-59-percent/
Apple公式によるiOS向けアプリ配信プラットフォーム「App Store」の公式統計によると、つい先日リリースされたiOS 11.2など、異なるバージョンのiOS 11をインストールしているiPhone/iPad/iPod touchは全体の59%にも及ぶそうです。一か月前の2017年11月6日に同じようにAppleがアナウンスした際の数字は「52%」となっていたので、ひと月で使用率が7%伸びたことになります。
約一か月で使用率が7%も伸びたのは、iPhone Xの登場が大きな要因であると考えられます。前回のデータはiPhone Xの発売前に集計されたデータであり、今回公開されたのは「iPhone X発売以降で初めて公開されたiOS 11の使用率を示すデータ」となっているわけです。
2017年12月になって公開されたiOS端末の各バージョンの使用率を示す円グラフは以下の通り。最新のiOS 11が59%、ひとつ前のメジャーバージョンであるiOS 10が33%、その他が8%です。App Storeを訪問するiOS端末が採用しているOSのバージョンを確認することではじき出したデータなので、これ以上正確なデータはないと言えそう。なお、計測したのは12月4日とのこと。
iOS 11の使用率はiOS 10のリリース時と比べるとゆるやかに伸びているそうですが、これは前述したようにiOS 11で複数のバグが見られるからと推測されています。
一方、スマートフォンで最も採用されているOSのAndroidでは、最新バージョンのAndroid 8.0 Oreoは全体のわずか0.3%にしかインストールされていないという統計結果が出ています。
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