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爆弾のみで戦うネトゲを現実で強いられるマンガ「BTOOOM!」をスマホのステルスボンバーアクションゲームにした「BTOOOM!オンライン」発表会潜入レポ&原作者with高橋名人インタビュー


「BIM」と呼ばれる爆弾を使って戦う架空のオンラインゲーム「BTOOOM!(ブトゥーム)」を現実世界で行うことになった主人公たちの戦いを描く、井上淳哉先生原作の人気サバイバルアクション漫画が「BTOOOM!」です。そのBTOOOM!がリアルでスマートフォン向けゲーム「BTOOOM!オンライン」となって登場するということで、原作の井上先生やあの高橋名人が登場する発表会が行われたので会場に潜入してきました。

「BTOOOM!オンライン」公式サイト|Android/iOS対応 5分でとびきりの緊張感を味わえる新感覚ゲーム
https://www.btooom-online.jp/


BTOOOM!オンラインを App Store で

BTOOOM!オンライン - Google Play の Android アプリ

そんなわけで、さっそくBTOOOM!オンラインのリリース発表会へ。


入り口はBTOOOM!のイラストで飾られていました。


というわけで、さっそく発表会がスタート。


タイマー式のBIMでカウントダウンがスタートし、BTOOOM!オンラインのPVが流れました。会場で流れたPVは以下から見ることができます。

【公式】BTOOOM!オンライン【イメージPV 第2弾】/【Official】BTOOOM! ONLINE【the 2nd version of Image Video】 - YouTube


続いて、BTOOOM!オンラインのプロデューサーを務めるアソビモ株式会社の林雅人氏が登壇。BTOOOM!オンラインがどんなゲームになっているのかを細かく解説してくれます。


BTOOOM!オンラインは漫画BTOOOM!の世界をスマートフォンゲームとして再構築したもので、原作ファンだけでなく誰でも手軽に対戦を楽しめるようなゲームになっているとのこと。なお、ゲームのジャンルは「ステルスボンバーアクション」、推奨動作環境はiOS(iPhone 6以上)、Android 5.0以降。BTOOOM!オンラインは「3分サバイバル」と紹介されているのですが、実際の1回の対戦時間は5分で、この3分は「3分クッキング的なお手軽さを伝えるためのアレです」とのこと。


原作のBTOOOM!は井上淳哉先生が新潮社の月刊コミック@バンチで連載中のサバイバル漫画。累計発行部数は350万部の人気漫画です。


2012年にはTVアニメが放送され、2017年1月5日からはTOKYO MXで再放送中です。


そんな人気漫画を原作に持つBTOOOM!オンラインのホーム画面がこれ。ゲームのメインとなるオンライン対戦モードである「公式戦」や、近くに集まった友だち同士で対戦を楽しむ「非公式戦」、自分の使用するキャラクターの見た目やスキルを変更する「キャラ設定」、ひとりモードでバトルを練習できる「練習」などがあります。


「公式戦」は、最大6~8人で行うオンライン対戦モードです。最大参加人数はマップにより変わり、攻撃はBIMと呼ばれる爆弾だけを駆使して繰り広げます。原作では8種類のBIMが登場するのですが、BTOOOM!オンラインのサービススタート時点で使用可能なBIMは5種類。


公式戦のルールは原作と同じく「指定枚数(ゲームでは6枚)チップを集めると勝利」というもの。ただし、チップを集める方法は「相手を倒す」「金・物資を回収する」「Cデータから生成する」という3通りあり、原作とは異なり「戦わなくても勝てる対戦ゲームである」というのが最大の特徴になっています。


そして、公式戦に勝利するとケースを入手できます。このケースの中にはプレイヤーの操作するキャラクターに装備させることが可能なスキルなどが入っており、これらを駆使してキャラクターを徐々に強化していけばOK。


スキルの装備画面は以下のような感じで、パズルゲームのように組み合わせて装備していく必要があるそうです。なお、スキルには「ウォーカー」「ファインダー」「トラッカー」の3種類があり、それぞれ異なる特徴を持っているので戦うマップや相手ごとに使用するスキルを変更できるようになっています。


バトルで使用するキャラクターは自由にカスタマイズ可能。性別や身長、肌の色の他、体形まで変更できる点がポイント。


以下のように体の大きさや胸の大きさなどを細かく設定可能なので、自分の好きな見た目のキャラクターが作れるようになっています。なお、キャラクターの体が大きいと他プレイヤーに見つかりやすくなるので、体が小さいものよりも少しだけBIMを遠くに投げられるなどの調整がされているそうです。


公式戦を戦い、勝利してケースを入手。このケースを解錠してスキルをゲット。スキルを装備したり強化することで自分のキャラクターを強化し、さらなる強敵に公式戦で勝利できるようになっていく、というのがBTOOOM!オンラインのザックリとした流れになるそうです。


2016年12月末には期間限定のテスト配信が行われ、正式リリース前にゲームを遊ぶことができました。このテストプレイでのマップに加え、正式リリースでは新たに「監獄マップ」と「市街地マップ」という2つの新規マップが追加されます。


市街地マップは荒廃した市街地の中で戦うマップ。道路があり開けたマップに見えるのですが、意外と多くの障害物があり、身を隠すこともできるそうです。また、市街地マップでは建物の上から敵を狙うこともできるそうで、小まめに索敵しながら戦う必要がありそうなマップ。


もうひとつの新規マップである監獄マップは、高低差はないもののとても視界が悪くなっています。このマップ上にはBIMで破壊できる障害物が多数あるそうで、他のマップとは異なる戦略を立てられるとのこと。


また、キャラクターを着飾るアバター衣装も順次追加予定となっており、原作漫画に登場したキャラクターのアバターなども登場予定です。


さらに、井上先生描き下ろしの「坂本 冬服」「ヒミコ 冬服」や……


「坂本ハーフアーマー(緑地戦闘バージョン)」「ヒミコハーフアーマー(緑地戦闘バージョン)」など、オリジナル衣装も多数追加予定。


ゲーム中のボイスはアニメの豪華キャストをそのまま採用しており、主人公の坂本竜太役の本郷奏多さんや、ヒミコ役の三森すずこさん、鷹嘴役の高橋名人などのボイスがゲームでも楽しめます。


さらに、逢坂良太さん、照井春佳さん、子安武人さん、徳井青空さん、杉田智和さんなど豪華声優陣のボイスも初期から使用できるそうです。


ポケモン不思議のダンジョンシリーズや無限回廊シリーズ、勇者のくせになまいきだ。シリーズでサウンドを担当したノイジークロークがゲームサウンドを制作。メイン担当は、漫画家の蛭子能収さんの長男である蛭子一郎さんが務めます。


というわけでBTOOOM!オンラインのポイントをまとめると以下の通り。原作を再構築しつつスマートフォンで手軽に遊べる対戦ゲームになっており、正式リリースでは新しく2つのマップを開放。原作の井上先生デザインのオリジナルアバターも多数登場予定で、ゲーム中で豪華キャストのボイスも楽しめるステルスボンバーアクションゲームになっています。


続いて、「BTOOOM!オンラインの未来計画」について。


期間限定テストの参加者の8割以上がBTOOOM!のファン層で、性別は圧倒的に男性が多く、年代は10~20代が多かったそうです。ゲーム自体は非常に好評だったそうですが、操作性やスキル装備などがわかりづらいという問題点が上がっていました。


そこで、正式リリースに合わせて大きく3つの改善が行われています。ひとつは操作性の問題解決で、これにはカメラ操作周りを中心に改善が行われています。また、動作が重たい問題については最適化を行い改善を実施しているとのこと。そして、スキルについては「わかりやすさ」を重視した改善が行われています。


期間限定テストで上がった要望はさまざまだそうですが、特に声が多かったのが「チーム戦が欲しい!」「接近ができると良いな!」「ストーリーがあるともっと楽しいのに!」という3つ。これらはすべて前向きに検討しているとのことですが、特にチーム戦は「ぜひ実装したい」、ストーリーは「最終的に実装したい」とのことなので、今後のアップデートに期待できそう。


さらに、正式リリース後の予定についてはサポートキャラクターとして「オペレーター」が登場予定となっています。


これがオペレーター。オペレーターもプレイヤーが自由にカスタマイズ可能で、バトル中のボイスナビやスポンサー探しなどを行ってくれるそう。


というわけでBTOOOM!オンラインの概要説明などが終わったところで、発表会を盛り上げてくれるゲストの登場。まずは原作者の井上淳哉先生。


「16連射」で有名なあの高橋名人もやってきました。


さらに、コスプレイヤーの五木あきらさんはBTOOOM!のヒミコのコスプレでステージに登場。


そして、爆弾つながりで参加することとなった野性爆弾のくっきーさんとロッシーさんが登壇しました。


まさにドンピシャで子どもの頃に高橋名人を見ていたという野性爆弾のくっきーさんが、高橋名人の似顔絵を披露したり……


五木あきらさんのヒミココスプレについて、原作の井上先生から「ダメ出しできないくらい完璧なところがダメ」と、最高の褒め言葉が飛び出したりしながらトークイベントが進んでいきました。なお、コスプレについて唯一指摘するなら、「ヒミコのネクタイは本当は2つにパカッと分かれている」とのことです。


さらに、アニメ版BTOOOM!でヒミコ役を演じた声優の三森すずこさんから、BTOOOM!オンライン正式リリースについてお祝いのメッセージも届きました。三森さんは2016年の東京ゲームショウでBTOOOM!オンラインを初めてプレイしたそうで、今プレイし始めるとヒミコや坂本の衣装がもらえるので、「みんなもプレイしてー!」と語っていました。


続いてゲストの5人にさまざまな質問をぶつけていくトークセッションがスタート。

まず初めに、原作の井上先生に向けて「キャラクター作りで苦労したことは?」という質問が飛んだのですが、井上先生はキャラクター作りというよりはBTOOOM!という作品全体を通して「連載第1話のOKがなかなかもらえなかった」ことを苦労したこととして挙げています。なんと第1話は300ページほど描き直してようやく連載できることになったそうです。しかし、今になって思い返してみると、これだけ大量の描き直しを迫られたのは漫画を描き始めるに当たって作中の「BTOOOM!」というサバイバルゲームの作り込みがしっかりできていなかったからだと気づいた、と明かしています。例えばクラッカー式のBIMは攻撃向きで、タイマー式は待ち伏せに有効、といった風に詳細部分が詰められていなかったため描き直しが続いたことが今ならわかるそうです。そして、連載第1話の試行錯誤があったからこそBTOOOM!が完成し、今回のようにスマートフォン向けゲームになることもできたのではないか、と井上先生は語っています。

さらに、BTOOOM!オンラインの監修で気をつけた点について問われると、自身が漫画家になる前はゲームクリエイターだった経験から、ゲームの作り手側のストレスを取り除くために「足かせを外すようにいろんなものにOKを出すようにした」と回答しています。何でもOKを出したので原作とは異なるゲームになってもおかしくなかったそうですが、紆余曲折はあったものの結局は原作に近いゲームとなったそうで、これについて井上先生は「僕とプロデューサーがリンクしたのかな」と語っています。


続いて高橋名人がBTOOOM!のイメージについて問われると、「過激な漫画」と即答。バトルもので重要になってくるのは「どうやって相手を倒すか」という部分で、「刀で切り倒す」だとか「銃で撃ち合う」などは多くありますが、BTOOOM!は爆弾で攻撃しあうということで、投げる距離が短いと自分もやられる可能性があって、「そのあたりの表現が難しいと思うし、そこが面白いと思う」とBTOOOM!の印象を語っています。

また、自身が演じたキャラクターの鷹嘴については、「見た瞬間、自分だと思った」と語っており、ひと目で自分がモデルになっていることに気づいたそうです。そしてBTOOOM!がアニメ化する際には井上先生から直接演じて欲しいとお願いされたそうで、その縁で今回の発表会にやってきたことを明かしています。


トーク中には野性爆弾から「今後爆弾(BIM)は増えるんですか?」という質問が飛びだしたのですが、今後増える可能性もあることが示唆されました。また、ゲームを盛り上げるためのアイデアをゲストの5人がアレコレ思案する流れになり、「『野性爆弾』というBIMを食らうと野性に返ってしまうのはどう?」という提案が飛び出しました。なので、もしかすると今後のアップデートで本当に「野性爆弾」というBIMが登場することになるかも……?


そしてここから、ゲストの5人が実際にBTOOOM!オンラインをプレイしてみることに。バックスクリーン上には高橋名人をイメージして作られたキャラクターが表示され、高橋名人はその再現度に思わず「このキャラクターほしいな!」とコメント。


これがゲーム画面。


画面左上に表示されている緑色のケージがキャラクターのヒットポイントを示しており、青色のケージは体力を示しています。動き回ると体力ケージが低下していき、なくなると動きが鈍くなるので、小まめに動きを止めて体力を回復させる必要があるわけです。


画面右上にはマップが表示されており、敵がどこにいるのかやマップに投下された物資などを探すことができます。また、マップをタップすると原作のようにレーダーを放つことができるので、周囲のどこに敵がいるのかを探知可能です。


マップ上には戦いで使える物資が次々と投下されていきます。この物資は一定時間そばで待機することで入手可能で、物資からチップを入手したり、Cデータを入手したりできます。


Cデータは、マップに配置された以下のようなタワーの側に一定時間待機するとチップに変換することが可能です。


ただし、物資を開けたりCデータからチップを生成しようとすると、しばらくその場から動けなくなってしまうため……


その隙にBIMで攻撃されることもあるので要注意。


倒した敵を尻目に物資を横取りしたりすることもできるので、周囲の動きをよく見極めて行動することが求められそうです。


勝敗は獲得したチップの数で競うのですが、チップを同数集めたユーザーがいる場合は「やられた数」や「Cデータ量」で勝敗が決まります。以下の場合、くっきーさんと高橋名人は獲得したチップの枚数は同じだったのですが、高橋名人は1度他プレイヤーにBIMでやられてしまっていたため2位になってしまいました。


くっきーさんが「マジで学校の休み時間にいいっすね」とコメントすると、皆が同意しており、ステージ上で楽しそうにプレイしている様子を見ていると、確かに友だちや同僚と集まってプレイすると会話が盛りあがりそうなゲームと感じました。ひっそり隠れてチップをコツコツ集めるもよし、ガンガン前線へ赴いてBIMで敵を倒しまくるもよし、物資に群がるプレイヤーをBIMで一掃するもよし、ユーザーによってかなりプレイスタイルが変わりそうなので、実際に会話しながらプレイするとよりそういった個性が色濃く出てきておもしろいことが起こりそうです。

実際にプレイした高橋名人は、「やっぱり物資は欲しい。でもやられたくない。どっちをとるかだね。初回プレイってことでみんななめてたわ。油断ならないね」と悔しそうにコメントしていました。


ゲストによるゲーム体験が終わると、突然重大発表が行われ、「アプリ国内売上ランキング5位以内に入ったらアニメ第二期を制作します」という公約がアソビモから公表されました。もちろん他のスポンサーも募集するものの、最悪の場合は「弊社(アソビモ)のみでも制作します」と、林プロデューサーが力強くコメントしています。


さらに、正式リリース発表会のあとには原作の井上先生と高橋名人に直接お話を伺う時間をいただけたので、BTOOOM!オンラインについて直接質問をぶつけてみました。


GIGAZINE(以下、G):
井上先生にお聞きしたいのですが、BTOOOM!オンラインは初期から監修されてきたとのことですが、「ここの再現度がすごい!」など、ゲーム中で特に注目してほしいポイントなどがあれば教えて下さい。

井上淳哉(以下、井上):
ポイントというよりは、ゲーム全体が非常に漫画を再現してくれているところが推したいポイントですね。僕はBTOOOM!の漫画をそのままゲームにしてもクソゲーができあがるだけだと思ってたんですよ。爆弾の数が少なすぎるだとか、不便な要素が多いあまりにも漫画に都合が良いシステムを作ってしまったので、これをそのままゲームにして果たして面白いのか?と思ったんです。なので、ディレクターさんには「好きなように変えてくれてかまわない」と伝えたんですけど、好きなように試行錯誤した結果、最終的にもとのBTOOOM!に近い形に落ち着いたわけですね。これは僕にとっても予想外で、うれしかったですね。

G:
お二方は先ほどステージ上でゲームを実際にプレイされていましたが、どこがおもしろかったでしょうか?

井上:
わいわいドタバタといったところですかね。

高橋名人(以下、名人):
さっき個人戦だったじゃないですか。だから、自分以外がみんな敵なんですよ。でも、みんなにとって自分は敵でありたくないので、自分への攻撃を他のプレイヤーに向けさせるような会話をしながらプレイすると楽しいんじゃないかな。

井上:
顔を合わせているとそうなりますよね。(笑)

名人:
オンラインは顔を合わせられないんだけど、(仲間内でやる場合は)その辺りの会話の駆け引きをしながら「最終的に自分が勝つ」というようにすると面白いよね。


名人:
あと、ゲームってイライラが解消された時の開放感が必要だと思うんですよ。「ちくしょー!やられそー!」っていうところから開放されるとアドレナリンが出て満たされるような。それがBTOOOM!オンラインだと「物資を待ってる時間のイライラ」と「物資を開けた時の開放感」だとか、これまで避けられなかった爆弾を避けられるようになった時の充実感だとかね。そういうゲームに必要な部分がひとつひとつ感じられるようになってきたんだよね。ゲーム全体の完成度が上がってきたというか。支給物資をもうちょっと早く開けられたらとは思うんだけど、横取りもできるし相手との駆け引きですよね。8割方開けさせといて奪ったりね。

G:
そういうところでは性格が出ると思います。

名人:
そうだね。僕はそういう時は待つタイプだね。だから物資の横で待っててやられちゃったのよ。(笑)

G:
高橋名人はこういったゲームだと、どちらかというとスナイパーのようなプレイスタイルですか?

名人:
今回は爆弾だけど、武器が銃だったらスナイパーだね。

G:
それでは爆弾も高い位置から相手の様子を見つつ、みたいなスタイルでしょうか?

名人:
でもBTOOOM!オンラインでそれをやるとチップを奪えないじゃない?だからそういう意味でもこのゲームはすごくうまくチューニングできてますよね。ただ、実際にどうプレイするかはこれからだよね。

井上:
ユーザーって本当に作り手の想像を二段くらい超えてくるから。

名人:
これは本当にね。ほんとひどいよ。シューティングゲームとかでもこっちが設定した点数とかあるじゃん。2分間にどれだけがんばったらどれくらいのポイントになるのかっていうのを理論で出してるのに、ゲーム大会なんかをやるとあっという間に超えてくるからね。ほんとにユーザーは人のこと考えないんだよ。(笑)

井上:
デバッグチームに散々やってもらっても簡単にバグを見つけてきますからね。

G:
原作では8種類のBIMが登場しますが、ゲームではとりあえず5種類のBIMが登場することになっています。この中で実際に使ってみたいBIMや、こんな戦い方を試してみたいなどはありますか?

井上:
僕はまだ触ってないですけど、バリア式を使ってみたいですね。原作だと物語を考えていてバリアをどう解釈するか難しかったんですよ。ビームみたいに物理的に何かが出ていたら「それ触ったらどうなるの?」とか「それが障害物に当たるとゴツンとぶつかるの?」「トビラはくぐれるの?」といった風に謎な部分が多くて、描き始めるまで何かしっくりこないものがあったんです。そんな中で「衝撃波だけを跳ね返す」という設定を考えたら、普通に物は通れるけど爆発の衝撃波からは身を守ることができる、というのをひらめいたんです。ただ、どうやら僕の空想はもう開発されているらしいんですけどね。そういう僕のアイデアが「ゲームでどうなるんだろう?」という部分に興味がありますね。

G:
高橋名人にお聞きしたいのですが、これまで数多くのゲームをプレイしてこられたと思いますが、是非これからBTOOOM!オンラインをプレイするユーザーに向けてアドバイスもしくはコツなどをお願いします。

名人:
アドバイスっちゅうか、結局自分をいかに隠して敵をやっつけるかなんですけど、その前にFPSというゲームに慣れてもらって、そこからですよね。今日のゲストの方々はある程度できてましたから。ある程度操作ができるようになって、初めて狙ったところに爆弾を投げようだとか、爆弾を避けようといったことができるようになるわけですからね。

G:
最後にゲームの配信を待つ声も多かったと思うのですが、そんなゲームを待ち望んでくれているユーザーたちに一言お願いします。

井上:
BTOOOM!オンラインがいよいよ配信されました。まずは腕を磨いて友だちなどとのコミュニケーションに使ってください。お昼休みなんかのちょっとした時間でも5分でプレイできるので、是非1度遊んでみて下さい。

そんなこんなで正式リリース発表会は無事終了。発表会後には実際にゲームをプレイすることができたのですが、タイマー式やフレイム式など、原作に登場するBIMがとても忠実に再現されており、原作の世界をそのまま楽しめるかのようなゲームになっていました。ゲストの方々が口を揃えて語っていたように、実際に友だちや同僚と集まってプレイするとかなり盛りあがりそうなゲームで、プレイの巧みさと同時に話術で周りを操るしたたかさも求められそうなゲームになっています。


「BTOOOM!オンライン」公式サイト|Android/iOS対応 5分でとびきりの緊張感を味わえる新感覚ゲーム
https://www.btooom-online.jp/


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in 取材,   モバイル,   動画,   マンガ,   ゲーム,   広告, Posted by logu_ii

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