Appleが電子ペーパー採用のキーボードを搭載したMacBookのリリースを計画中、2018年に発売予定か
10月27日にイベントを開催することを正式に発表したApple。イベントの中では新型MacBook Proの発表などが予定されていますが、さらに先の2018年にはEインク(電子ペーパー)採用のキーボードを持つMacBookが登場する、と複数メディアが報じています。
Apple is reportedly putting a dynamic E Ink keyboard in 2018 MacBooks - The Verge
http://www.theverge.com/2016/10/19/13328710/apple-e-ink-keyboard-macbook-sonder-rumors
Appleは2018年までにMacBookのキーボードに電子ペーパー技術を採用しようとしているとThe Wall Street Journal(WSJ)が報じました。WSJは、AppleがオーストラリアのスタートアップでFoxconnが出資しているという「Sonder(ソンダー)」と協同で新しいキーボードを開発中であるという情報を情報筋から入手。この開発中というキーボードが、キートップの一部に電子ペーパーを採用したもので、Bluetooth接続が可能で2016年内にリリース予定とのこと。
電子ペーパー採用のキーボードは通常のQWERTY配列のキーボードとしてだけでなく、異なるアルファベットや文脈に依存するようなボタン、さらにはソフトウェア用のショートカットキーなどをキーに表示できるようになるというもの。
実際にどのようなキーボードになるのかは以下のムービーを見れば一発でわかります。
Sonder keyboard - YouTube
さらに、情報筋によればAppleのティム・クックCEOはSonderのトップと新型MacBookのキーボードについて協議したとのこと。また、中国で開催されたFoxconn主催のイベントの中で、電子ペーパーを採用したMacBookの試作品が展示されたそうです。
AppleとSonderのつながりを報じているのはThe Wall Street Journalだけではなく、The GuardianはAppleがSonderの買収に動いていると報じています。
しかし、これらの噂はSonderが現在予約受付中の電子ペーパー採用キーボードを宣伝するためにしかけられたものでは、という見方も存在します。
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