お酒を入れるとうまみがあふれ出すという昆布製のおちょこ「昆布ぐい呑み」を使うとどんな味がするのか?
日本酒や焼酎を入れると磯の風味が溶け出すという北海道日高産の高級昆布で形成されたおちょこ「昆布ぐい呑み」なるシロモノをゲットしたので、実際にどんな味がするのか焼酎を入れて試してみました。
昆布ぐい呑みはこんな感じで箱の中に入っています。
裏面には説明書きや使い方が書かれていました。
箱から取り出した昆布ぐい呑みはビニールで覆われています。
箱の中には説明書が入っていました。昆布ぐい呑みはアルカリ性食品で昆布を寒天で接着しており、添加薬品は一切使っていないとのこと。「使用上のお心得」によると、入れるお酒は日本酒でも焼酎でも好きな方でOKで、冷やでもかんでも内側のうまみを溶かし出すことができる模様。ただしかんを作る場合、昆布ぐい呑みに入れて電子レンジにかけるのはNG。使用後は内側を軽く水洗いして乾かせばまた使えるようです。
というわけでビニールをピリピリと開封。
中に入っていたのはこんな感じのおちょこ。
裏面はこうなっており、昆布というより木製のおちょこにしか見えません。
かなり強く握ってみても変形することはなく、昆布製と言えどもおちょことして十分な強度を備えています。
というわけで昆布ぐい呑みを味わうためにクセのないむぎ焼酎の「いいちこ」をチョイス。
「温かい方がうまみが溶け出すに違いない」ということでお湯割りにしてみました。
実際に飲んでみると、注いですぐだとほとんど味に変化はなかったのですが、数分おいてから飲むと焼酎のお湯割りから磯の風味が感じられます。お酒で濡れたところや口を付けたところはぬめっとした触感になり、昆布であることを痛感。底に白いものが沈んでいたのですが、これは昆布に含まれる糖分とアミノ酸の作用によるもので、品質に問題はないそうです。なお、イカグラスのように飲んだ後に食べられるわけではないので要注意。
さらに最後の一口にはほんのりとした塩気とうまみがあり、訝かしげに飲んでいたはずが「あっうまみがすごい」と口ずさんでしまうほど。口あたりもまろやかになっており、おつまみがなくてもさらっと飲める味わいに変化していました。ただし、うまみが出てくるまで少しかかるので、お湯割りだとすぐに冷めてしまうのが残念なところ。サイズ的にも日本酒を熱かんで注ぐといいかもしれません。
使い終わったら水で内側を軽くすすいで……
乾かしておけばOK。お酒の味や風味がかなり変化するので、昆布ぐい呑みで高いお酒などを飲むともったいないかもしれませんが、飲みの席で話のネタになることは間違いないので、お酒が好きな人なら買って置いていて損はないおちょことなっています。
なお、昆布ぐい呑みはAmazonで税込545円で購入可能です。
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