ハードウェア

どこにでも持っていけるポータブル多機能エアコン「Zero Breeze」、USBポート付きでスマホ充電も可能


エアコンというと普通は屋内に設置して使うものですが、「屋外にもエアコンを」というコンセプトにもとづいて、キャンプの時などに役立ちそうな多機能なポータブルエアコン「Zero Breeze」が生み出されました。

Zero Breeze - The World’s Coolest Portable Air Conditioner by Zero Breeze — Kickstarter
https://www.kickstarter.com/projects/1253665084/zero-breeze-the-worlds-coolest-portable-air-condit


Zero Breezeがどんな機能を備えているのかは、以下のムービーを見ると一目瞭然です。


男性の傍らに置かれているのが「Zero Breeze」。ちょっとポータブル掃除機っぽいかも。


しかし、小さなボディに屋外で活躍できるパワーを秘めたポータブルエアコンです。


エアコンとしての機能のほかに、Bluetoothスピーカーや……


250ルーメンのLEDライトを搭載。


また、2つのUSBポートでスマートフォンの充電もできます。


構想は2年前にさかのぼります。「エアコンを持ち運びたい」という同種のコンセプトの製品は他にもあったのですが、氷や水を入れる必要があったり、電源コードが必須だったりしたため、なんとかしてバッテリー駆動で使えるものをと考えて生み出されたようです。


バッテリーユニットは12V 40Ahモデルで、充電時間は5時間。本体からの取り外しが可能で、出資プランによっては追加ユニットが手に入ります。


風量は3段階で調整できます。なお、稼働時間は「ミディアム」だと5時間、「ハイ」だと3.5時間だとのこと。


屋内使用時の排気パイプも付属。


本体色はクールオレンジとフロストブルーの2色。大きさはバッテリーユニットを取り付けた状態で幅7.8インチ(約20cm)×奥行き19インチ(約48cm)×高さ11インチ(約28cm)。重さは約6.3kgで、そのうちバッテリーユニット分が約4kg。

なお、冷房性能は室内利用の場合「50平方フィート向け」で、換算すると約4.6平方メートルほど。これは坪数だと1.39坪、不動産情報で使われる中京間でいうと2.77畳ほどなので、あくまで「テント内を冷やすのに向いている」ぐらいの性能です。


Kickstarterでは10万ドル(約1000万円)を目標額として出資を募っており、すでに約30万ドル(約3000万円)が集まっています。

すでに、本体セット1揃いが手に入る349ドル(約3万5000円)の早期申込特典プランはすべての枠が埋まってしまっていますが、
389ドル(約3万9000円):本体とセット1揃い(ACアダプタ、排気パイプ、排水パイプ)
608ドル(約6万1000円):本体とセット1揃い+追加バッテリー1つ
などが用意されています。なお、市販時の予定価格は499ドル(約5万円)だとのこと。

Kickstarterでの出資締め切りは日本時間で2016年10月1日13時です。

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in ハードウェア,   動画, Posted by logc_nt

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