取材

タイや台湾の街を歩くとポケモンではなくドラえもんばかりをゲットする結果に


ポケモンではなくドラえもんを集めるのにに夢中でした。ドラえもんが雨乞いの儀式に使われるという記事でいかにドラえもんがタイで人気ということを書きました。3年連続4度目となった今年のタイ訪問。やはり、ドラえもんだらけなのです。アンオフィシャルも含めて。

こんにちは、ドラえもんには少し詳しい自転車世界一周の周藤卓也@チャリダーマンです。特にコミックス初期の気性の荒いドラえもんが好きだったりします。「やろう、ぶっころしてやる!」。でも、そのままなら今の人気もなかったでしょう。友達として保護者として丸く穏やかになったからこそ、世界中で愛されるキャラクターになった気がします。

大流行のポケモンGOはやっていないのですが、旅のあいだはよく散歩して、タイ、そして台湾でドラえもんばかり見つけていました。

◆タイにて
地元のカシコーン銀行はドラえもんを使ったプロモーションをやっていました。毎年何かしらドラえもんとコラボしているこの銀行……。


新ドラの映画9作目となる「ドラえもん 新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~」が描かれていたティッシュペーパー。


市場のテーブルクロスの絵柄にもなっていました。


屋台で料理を作る兄ちゃんの水筒もドラえもん。


バイクのナンバープレートもデコレーションされていましたが、日本だと違法でしょうから真似しないほうが良さそう……。


歯医者さんの店頭に立っていたこれはもしかして!?プライバシー保護のためか目元は隠されています。


ピンクチラシのような街中の迷惑チラシにも。


女性用のパジャマにもドラえもんでした。かなりメルヘンティックなピンクパジャマも売っています。


ニッコリと笑っていたドラえもんの鞄。


くまのぬいぐるみに違和感なく混じりこむ青のあいつ。


空港のターンテーブルでふと隣を見たら、そこにもドラえもんが微笑んでしました。機内持ち込みのようでした。


バンコクに降り立った日、空港と市街を結ぶスカイトレインに乗り込んだらドラえもんのラッピング車両がお出迎え。日系の旅行代理店「H.I.S.」のキャンペーンでした。


ドラえもんだらけの車内に思わぬ笑みもこぼれます。


イギリス資本のテスコというスーパーマーケットでもドラえもんキャンペーンをやっていました。スヌーピーと入れ替わりでした。


自動ドアに貼られたどこでもドアとドラえもんのステッカー。ドアをくぐると「ファン、ファン、フォアワーワーン」という気の抜けた入店音が鳴ります。TVアニメ(旧ドラ)のタイトルコールでした。


◆台湾にて
2年連続2回目となった台湾。前回はトトロやリラックマくらいだったのですが、今年はドラえもんがよく目につきました。

こちらはこちらではセブン-イレブンがドラえもんキャンペーンをやっていました。


台湾にも進出しているJCBカードのデザインにも。


象のサトちゃん(巨大)を護りし衛兵たち。薬局前のショーケースでした。


夜市の屋台ではドラえもんの人形焼を作っていました。「アンアンアン~とってもだいすき~」とBGMでドラえもんの歌も流れていました。


手の込んだモザイク画の番地。


ビルに掲げられた看板にもいました。「租」はレンタルの意味で部屋かフロアを貸出中といったところでしょうか?


中華圏のドアでよくみる2人の子どものドラえもんバージョン。「財源廣進(お金が入ってきますように)」という縁起物のステッカーです。


タイだけでなく台湾の歯医者さんにもドラえもん。


こちらは熱帯魚店の入り口。単行本表紙と同じ姿がチラホラと。


かなり手の込んだお店の営業案内。


クレーンゲームの景品にもなっています。


小さな子どもに大人気のコインを入れたら動き出す乗り物にも。


地元民の足となるバイクのヘルメットにもドラえもんが描かれていました。キティちゃん、ぐでたま、リラックマ、ジバニャンと台湾の人はキャラクターに弱い。


「ぼくドラえもん」……ではなく「ボスドラえもん」のTシャツを発見。のび太くんが「ジャイアンに殴られたんだ。道具出してよ~」と泣きついたら、拳銃をポッと机に投げつけそうないかつい顔をしていました。うふふふ。


このような感じでタイと台湾では現地の何気ない日常の一コマにドラえもんが紛れ込んだりするのでした。

ちなみに人は「丸い」「小さい」「柔らかい」ものを可愛いと認識してしまいます。ドラえもんもそうですし、キティちゃん、リラックマ、アンパンマンと人気キャラクターみんなまるまるとした外観です。これは人間の赤ん坊にも繋がります。母性本能をくすぐるのです。ぷにぷにとした赤ん坊を見ているだけで幸せに浸れる私は、幼児体型のドラえもんが可愛いとちやほやされる理由もどこか分かる気がするのでした。

(文・写真:周藤卓也@チャリダーマン
自転車世界一周取材中 http://shuutak.com
Twitter @shuutak
)

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in 取材,   アニメ, Posted by logc_nt

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