スケートボードを回転させながら飛ぶ「トリック」をスローモーションムービーで分かりやすく解説
スケートボード(スケボー)は路上で滑って遊ぶだけでなく、2020年東京オリンピックの追加種目として承認されるなどスポーツ競技としても親しまれています。そんなスケートボードのテクニック「トリック」の仕組みを詳しく解説したムービー「The Physics of Flip Tricks | (Skate)ology」が公開されています。
The Physics of Flip Tricks | (Skate)ology - YouTube
「オーリー」や「キックフリップ」をはじめとしたスケボーのトリックには、すべて物理法則があります。
最初に見ていくのは「フロントサイドフリップ」というトリック。
まずしゃがみ込んで重心を下げます。
フロントサイドフリップには、後輪を回転軸として使います。ボード後方(テール)を片足で蹴って……
そのまま両足で空中に飛び上がります。
物体を回転させる力を「力のモーメント」と呼び、力のモーメントの大きさは距離に比例します。足から車輪までの距離を離すほど、高く飛ぶことができます。
空中でボードに両足をついて……
地面に着地。
続いては「フェイキー・ビッグ・フリップ」というトリック。先ほどのフロントサイドフリップとは異なり、前輪を回転軸に使います。ボードの前方(ノーズ)を蹴ってジャンプ。
するとボードが垂直方向に360度回転。
さらに縦方向の回転も加わります。
見事に着地。
「インポッシブル」は、板を足に絡ませながら360度回転させるトリック。まずはテールを右足で蹴ってジャンプするのですが、テールが地面についた後もそのまま地面に押しつけるのがポイント。こうすることで、ボードが足に絡んで回転します。
左足は大きく振り上げてボードから離します。
ボードは右足を軸にぐるりと回転。
回転が終わったタイミングで、空中で待機していた左足を板に戻します。
華麗なトリックが決まりました。
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in 動画, Posted by darkhorse_log
You can read the machine translated English article "Trick" which flies while rotating a ska….