リアルな人間っぽくて生々しいレゴのコスプレをしてコスプレ会場に突撃

レゴの中でも人の形をしたモデルのことは「ミニフィギュア(ミニフィグ)」と呼ばれていて、ディズニーシリーズなどさまざまな種類がでています。そのミニフィグをモチーフにしたリアルな人間のような生々しいマスクを作った人が、ミニフィグになりきってアメリカで開催されたコミコン・インターナショナルに突撃しています。

Real-Life LEGO MiniFig Cosplay! - YouTube

レゴをモチーフにした人間風のマスクを作ったのは左にいるフランク・イッポリトさん。

イッポリトさんが作ったマスクがコレ。少し離れてみるとレゴそっくりのマスクに見えますが……

アップで見ると、肌の質感が人肌を再現していたり、眉毛が生えていたり、唇がかすかにあったりなど、人間の特徴を取り入れたレゴ風のマスクになっていることがわかります。

耳もちゃんとあって、光が当たっている表面は本当の人肌のようなリアル感があります。

このマスクは「Creepyfig」と言う名前でイッポリトさんの手作り。1年前にも同じようなレゴのマスクを作ってコミコンに参加したものの、マスクの内部の温度や視認性に問題が発生したそうです。

今回の制作期間はわずか1週間。短い制作期間の中で、熱がこもりにくい新しい設計にして前回の問題点を改善するように努めたそうです。

マスク以外には手も作成。

手はレゴをモチーフにして指が2本あり、人間っぽさを付け加えるためツメを加えたとのこと。

Creepyfigをかぶって……

手をスタッフに着けてもらえばコスプレ完了。

着替えが完了したものの、入場用のパスケースが頭を通らない事態が発生。

無理矢理パスケースを首に通してコミコン会場へと出発。道中では早速カメラを向けられます。

コミコン会場に到着すると、取材を受けていた他のコスプレイヤーに乱入。コスプレイヤーたちは笑っていましたが、Creepyfigは取材陣に追い払われてしまいました。

今度は各企業のブースが立ち並ぶエリアへゴー。

バットマンと一緒にポーズをとるCreepyfig。

記念撮影にもちゃっかりと映り込みます。

記念撮影している子どもはなかなかカメラの方を見てくれません。

子どもはCreepyfigが気になって仕方ない様子です。

Creepyfigが「ただいま」と言ってやって来たのが本家本元レゴのブース。

早速子どもが寄ってきて「ハロー」とCreepyfigに声をかけますが、Creepyfigは気がついていません。

レゴで遊ぶCreepyfig。

レゴで遊ぶCreepyfigを見つめる子ども。「レゴが人間になった！」とでも思っているのかも。

大人からするとリアル過ぎて少し気持ちが悪いCreepyfigですが、一緒に楽しそうに遊ぶ子どもの姿もありました。

レゴを頭に載せて、「積み重ねられないよ」とボケるCreepyfig。

お母さんは子どもとCreepyfigが遊んでいる様子をスマートフォンで撮影しています。

最後はスター・ウォーズのレゴを欲しそうに見つめるCreepyfigでした。

コミコンを一通り楽しんだところで終了。Creepyfigの手を脱がせると……

画像では見にくいですが、大量の汗がポタポタと垂れています。

グイッとマスクを持ち上げて……

「ようやく脱げた！」という表情のイッポリトさん。イッポリトさんによれば、耳に汗がたまって周囲の音がよく聞こえなかったそうです。しかし、「前回よりも着心地はましになったよ！」と満足そうな表情を浮かべていました。

なお、イッポリトさんはCreepyfigの制作風景を収めたムービーを公開中。どうやってCreepyfigが作られたかどうかは以下の2本のムービーから確認可能です。

Sculpting a Realistic LEGO Cosplay Mask! - YouTube

Painting the Realistic LEGO Cosplay Mask! - YouTube