有名な絵画や彫刻をレゴで置き換えるとこうなる、というネイサン・サワヤ作品集

レゴブロックによる作品を手がけるネイサン・サワヤ氏はオリジナル作品も生み出していますが、近年ではゴッホやムンクの絵画といった古典作品をレゴブロックで立体的に再現するという取り組みを行っています。何百年も前に描かれた有名な絵画が「レゴブロック」という近代的なアイテムによってどのように再構築されるのか、作品の数々が公開中です。
Munch, Monet, Michelangelo, and more: High art through a LEGO lens | Ars Technica
http://arstechnica.com/the-multiverse/2016/05/munch-monet-michelangelo-and-more-high-art-as-rendered-by-lego/
まずはゴッホの「星月夜」。ゴッホが修道院の精神病院で療養中に描いた作品です。

画像右側にあるのが、レゴによって実物の2倍のサイズに拡大されたというレオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」

近くで見るとこんな感じです。

同じくレオナルド・ダ・ヴィンチの「ウィトルウィウス的人体図」もレゴブロックによって半立体化。


ナナメの角度から見ると、かなり立体化させられていることがわかります。


レゴブロックで作られた表情はややコミカルです。

クリムトの「接吻」





背景は平面ですが、2人の人物は立体化しています。

ジェームズ・マクニール・ホイッスラーによる「灰色と黒のアレンジメント-母の肖像」は人物を真横から描いた作品ですが……

この通り、レゴブロック製だといろんな方向から見られます。

厚い雲海に覆われたまぶしい風景を見つめているカスパー・ダーヴィト・フリードリヒの作品、「雲海の上の旅人」。元が繊細なタッチの絵画なのでレゴブロックだと少し分かりづらくなっています。

モダンアートっぽいものはレゴブロックがしっくりきます。

20世紀のドイツ人画家エミール・ノルデによる「予言者」

ステンドグラスかと思いきや、これもレゴブロックです。

彫刻をレゴブロックに変換したものも。以下はミケランジェロの「ダビデ像」の後ろ姿。

ドガの彫刻作品「14歳の小さな踊り子」



芸術作品とは少し異なりますが、謎多きモアイ像も展示されていました。




大英博物館で展示されている古代エジプトの猫の像「The Gayer-Anderson Cat」

古代の彫像いろいろシリーズ。

レゴブロックのファラオを守っているのかもしれないスフィンクス。

古代エジプトに存在した美女の1人と言われるネフェルティティの胸像は以下のような感じで再現されました。

なお、この他、サワヤ氏は以下のようなオリジナルの作品も製作しています。





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