ガラスの割れる瞬間を超スローモーション撮影した映像がすごすぎる
コンドームに水をぱんぱんに入れて頭からぶつける瞬間や火炎放射器が炎を噴射する様子など、あらゆる現象をスローモーション撮影しているThe Slow Mo Guysが、新たに熱したガラスを急冷して破壊する様子を343000fpsという超スローモーションで撮影した映像を公開しています。普段の生活では絶対に見ることができない、ガラスにどうヒビが入ってどのように崩壊が起こるのか、という様子をじっくり観察することが可能です。
Glass Explosion at 343,000FPS! - The Slow Mo Guys - YouTube
ガラスが割れる瞬間、ということで、今回使用するのはガラス製の計量カップ。取っ手がついているタイプです。
ハイスピードカメラをセットし……
完全防備で計量カップを手に持ちます。
ガラスを砕く方法は、バーナーで熱した軽量カップに水を注いで急冷するというもの。ということで、まずはカップの底をバーナーで熱します。
そこにスポイトでちょろちょろ……と水を注ぐと……
パリーンと勢いよくガラスが砕け散りました。
28546fpsで撮影したスローモーション映像はこんな感じ。水が注がれると……
水滴があたったところを始点として勢いよくヒビが入りました。
生き物のようにヒビがカップ全体をはい回り……
徐々に形を保つのが難しくなります。
そしてガラスがパリンと砕け散るのでした。
下から見るとこんな感じ。
水が当たった部分のヒビが最も細かくなっていることがわかります。
ぱりーん
さらに実験を続行し……
今度は118830fpsのスローモーション映像を見てみます。
水があたったところから、まるで植物が地面に根をはるように細かいヒビが広がっていきます。
取っ手の部分がどうやって割れていくのかが気になる、ということで、今度は取っ手部分だけを熱していきます。
割れる瞬間を343915fpsで撮影した映像は以下のような感じ。付け根の部分から細かいヒビがガラス内部にびっしり入っていき、透明だったものが白く白濁して見えます。
ヒビの入る範囲を広げていき……
最終的に取っ手全体が白く曇った状態に。
ここまでくると形を保つことが難しくなり、崩壊が始まります。
ガラスにひびが入ってから、崩壊するまでのスピードはどのくらいなのか?ということで、水滴が落ちる時の様子と比較してみます。
左側は水を男性の目元にかけた瞬間。最初の水滴がまつげの先あたりに落ちてきました。
水滴はまったく動いていないように見えますが、その間にも取っ手に入ったヒビは広がりを見せ、全体が白く曇っているのが分かります。
ガラスにヒビが入り割れるまでの瞬間に比べると、人間の目に水が入って反射的にまぶたを閉じるまでの速度がいかに遅いかがよくわかりました。
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