メモ

「給料の値上げ交渉」を実際にしているのは誰なのか?IT業界について年齢・性別・出身地別のデータを可視化するとこうなる

by 401(K) 2012

「IT業界で働く人のうち、給料の値上げを上司に交渉している人がどのくらいいるのか?」ということを、アメリカ国内で働く5000人を対象に尋ねた結果をまとめたインフォグラフィック「Salary Negotiations Study」が公開されています。

Salary Negotiations Study: Data from Tech Employees - Comparably Blog
https://www.comparably.com/blog/whos-negotiating-their-salary-in-tech/

給料の値上げ交渉を行っている人の割合を、出身地域別で比較すると、欧米人が53%と最も高く、次いでアジア・太平洋の島国出身者が49%、ヒスパニック・ラテン系とアフリカ系アメリカ人は43%。


年齢別の調査では、18歳から25歳の若手従業員が39%と最も低く、41歳から45歳のベテラン従業員が59%と最も高い結果となっています。


住んでいる都市別だと、アトランタが最も低い47%。シアトル、ボストン、シカゴ、ニューヨーク、ロサンゼルス、サンフランシスコと続き、最も高いのはワシントンDCの59%でした。


役職別。社長やCEOが95%と最も高く、常日頃から自身の給料について考えているということがわかります。販売部門長やマーケティング長、プロジェクトマネージャーなどリーダー的地位に就いている人は総じて給料を交渉する傾向にあるようです。


勤続年数別のグラフでは、長く働いている人ほど交渉する割合が高いという妥当な結果に。


性別で比較すると、女性が49%、男性が53%と、男性の方がやや高め。


部署別に見てみると、管理者の立場に就いている男性が18%と最も少なく、生産部門で働く女性が最も交渉の割合が高く64%となっています。また、管理者や生産部門では女性の方が交渉数が多く、事業開発・エンジニアリング・ 人材情報管理部門では男性の方が多いという結果が出ています。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
エンジニアの給料、2014年7月から2015年6月までの傾向はこんな感じ - GIGAZINE

有名企業で働く人々の給料や職種が丸わかりになる「salar.ly」 - GIGAZINE

Google・Facebook・Amazon・Microsoftの給料を比較するとこうなるよというグラフ - GIGAZINE

Googleで1400万円以上稼ぐエンジニアになるためにマスターすべき11のスキル - GIGAZINE

「給料が多いほど仕事が好き」「よく使うプログラミング言語」「開発環境」「開発者歴」「OS」など世界中の開発者の統計をまとめた「Stack Overflow Developer Survey 2016」 - GIGAZINE

年収「300万円未満」や「1000万円以上」の世帯がどの地域に多いのか一目で分かる「世帯の年間収入マップ」 - GIGAZINE

RPG風の「企業戦士」として職業を描き仕事内容や給料が丸わかりの「日本の給料&職業図鑑」 - GIGAZINE

2015年の第4回ブラック企業大賞にノミネートされた会社・組織リストまとめ - GIGAZINE

in メモ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.