GIGABYTEの小型PC「BRIX」にグラフィックボードを内蔵可能なトール型が登場
世界最大級のITトレンドショー「COMPUTEX TAIPEI 2016」のGIGABYTEブースのスモールPC「BRIX」の新型機コーナーでは、これまでの薄型モデルとは異なり、デスクトップ用の高性能グラフィックボードを内蔵できる縦置きタイプの参考モデルが出展されていました。
GIGABYTE Showcases New Motherboards and BRIX at Computex 2016
http://www.gigabyte.com/press-center/news-page.aspx?nid=1431
ASUS、MSI、AsRockなどのライバルがみな南港国際展示場へとブースを移す中、かたくなにTWTCにブースを構え続けるGIGABYTEのブースはこんな感じ。
GIGABYTEのMini-PCといえば「BRIX」
ということで、発売が近そうなBRIX新製品が一挙に展示されていました。いずれも第6世代Intel Coreプロセッサー「Skylake」搭載のBRIXで、現行モデルのマイナーアップグレード版です。
これは「GB-BSi5HAC-6300」。2.5インチサイズのHDDやSSDを搭載でき、Type-CのUSBポートを採用しています。
「GB-BSi3AL-6100」は、高さが34.4mmという薄型モデルで、ストレージはM.2のSSDが想定されています。
「GB-BSi5HA-6300」は、2.5インチHDD/SSDとM.2のSSDをデュアルで搭載可能。サイズが同じGB-BSi5HAC-6300の上位モデルの模様。
ハイエンドモデル「GB-BSi7T-6500」は、CPUにIntel Core i7を採用。高さ34.4mmの薄型モデルでストレージはM.2タイプのSSDのみ。
「GB-BPCE-3455」は、CPUにIntel PentiumもしくはIntel Celeronを搭載する廉価版モデル。メモリはDDR3L対応で型番が「3XXX」なので、CPUはHaswell世代なのかもしれません。
BRIXコーナー前に展示されていたのはPlayStation 3のような形をした謎のBRIX「GB-XD7B0」。サイズは、幅128mm×奥行き384mm×高さ276mm。Skylake世代のCPUを搭載し、デスクトップPC用のグラフィックボードGeForce GTX 970を搭載するとのこと。
フロントに電源ボタン、マイク、イヤホンジャック、USB3.0ポートを搭載。
上部はLEDで光ります。
底の部分にはスリット。
黄色いメッシュが特徴的。
バックパネルはこんな感じで、ケーブルだけが出てくるデザインです。有線LANにはAtheros Killer E2400を採用しています。
メタリックなケースが特徴的な「GB-BNi7HG4-950」。やはり、フルサイズのグラフィックボード内蔵可能で、GeForce GTX 950を搭載しています。
天面にはLEDの周りに排熱用のスリット。
サイドにMini-DisplayPort×3、HDMIポート。
角を切り取ったようなI/Oポートはこんな感じ。
Wi-Fiにも対応するようです。
・関連記事
世界最大級のITトレンドショー「COMPUTEX TAIPEI 2016」現地取材記事まとめ - GIGAZINE
Intelの小型PC「NUC」シリーズ初の薄型PC「Skull Canyon」の性能を歴代NUCを比較検証 - GIGAZINE
プロジェクター内蔵のスモールPC「GB-BXPi3-4010」を分解&映写してみた - GIGAZINE
デュアルグラフィクス搭載で最強ゲーミングノートPCをうたう「GIGABYTE X7」 - GIGAZINE
PCパーツだけじゃない、GIGABYTEのスマホ「GSmart GX2&Mika M2」は意外とオシャレ - GIGAZINE
ランドセルのように背負うVRゲームのためのPC「MSI Backpack PC」 - GIGAZINE
ASUS・GIGABYTE・MSI・ZOTACのオリジナル版「GeForce GTX 1080」まとめ - GIGAZINE
・関連コンテンツ